【梅雨時期におすすめ】大きなカブをアレンジ!スケッチブックシアター

オリジナル遊び紹介

 梅雨の時期は毎日雨の日が続き、日々の活動に困ってしまいますよね。

そんなあなたの為に、梅雨時期に子どもたちと楽しめるスケッチブックシアターの紹介です。

こんな人におすすめの記事です

雨の日に楽しめる教材を探している保育士

子どもたちに馴染みのある題材を使った、シアター遊びを探している保育士

子どもをひきつけられるスケッチブックシアターを探している保育士

 こんなあなたにピッタリの記事になります。

このスケッチブックシアターは、子どもたちが大好きな「大きなカブ」をアレンジした内容となっている為、一緒に歌を歌ったり、振り付けをしたりしながら簡単に楽しめる内容になっています。

実際に、保育士7年目の僕も愛用しており、常にカバンの中に入っています。

また、スケッチブックということもあり、場所も取らずすぐに楽しめるのもメリットです。

一つ作れば、子どもたちの視線を独り占めすることができ「楽しいことをやってくれる先生」という称号の獲得も間違いありません。

ぜひ、作ってみてください。

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「大きなカブ」梅雨バージョン 内容・演じ方紹介

 「大きなカブ」をアレンジした「大きなかさ」という梅雨バージョンを作ってみました。 

今回は、雨の日に散歩を行きたいおじいちゃんでしたが、傘立ての傘がとれなくなってしまいました。

そこで、おばあさんの他に新しいお友だちが登場します。

無事に傘を引っこ抜くことができ、楽しい散歩に行けるのでしょうか・・・という内容です。

それでは、順に演じ方を見ていきたいと思います。

今回の登場人物

じ:おじいちゃん

:おばあちゃん

:雷さま

:カエル

:でんでんむし(カタツムリ)

:てるてる坊主

:ナレーター

登場人物ごとにセリフを分けているので、演じる時に声色を変える等参考にしてくださいね。

「大きなカブ」 梅雨バージョン 台本 前半

(1ページ目)

:ある日、おじいさんが散歩に行こうとすると雨が降ってきました。

  そこで、傘立てから傘を引っ張ろうとしましたが、なかなか抜けません。

  いったいどうするのでしょうか・・・始まり始まり

(2ページ目)

2ページ目は、何も描かないままにしておいてください。

理由は作り方の方でお伝えします。

(おじいちゃん)

♪:「うんとこしょどっこいしょまだまだ傘は抜けません」

:困ったの~散歩にいきたいのに傘がとれないんじゃしゅっぱつができん・・・

  そうだばあさんに手伝ってもらおう!「ばあさ~ん」

(おばあさん)

:おじいさんどうしたんですか?

:散歩に行きたいんじゃが傘がとれなくての~引っ張るのを手伝ってくれんか?

:もちろんいいですよ!それではいきますよ!

:おばあさんがおじいさんを引っ張って、おじいさんが傘を引っ張って

♪:「うんとこしょどっこいしょまだまだ傘は抜けません」 

:困りましたね・・・あっあの雲は!

「大きなカブ」 梅雨バージョン 台本 中盤

(雷さま) 

:さ~今日も雷を鳴らしにやってきたぜ~

:まずい、雷さままでやってきてしまった。

  だれか手伝ってくれる優しいものはおらんか?

:むこうにカエルさんがいました呼んでみましょう。「カエルさーん」

(カエル)

:ゲロゲロ~ おばあさんとおじいさんどうしたんだい?

:傘が抜けなくて困っとるんじゃよ・・・ カエルさんも手伝ってくれ!

:まかせろ!それじゃ~いくぞ~!

:カエルさんがおばあさんを引っ張って おばあさんがおじいさんを引っ張って

  おじいさんが傘を引っ張って

「うんとこしょどっこいしょまだまだ傘は抜けません」

:まだダメみたいだね・・・むこうにお友だちいるから呼んでみるね! カタツムリさ~ん!

(カタツムリ)

:ど~したんだ~い(ゆっくりで)

:ちょっとカタツムリくん早く早く! おじいさんの傘が抜けなくて困ってるんだ!

:ま~か~せ~て~よ~(ゆっくりで)

:やっときてくれたかそれでは引っ張るぞ!

:カタツムリがカエルを引っ張って! カエルがおばあさんを引っ張って!

  おばあさんがおじいさんを引っ張って! おじいさんが傘を引っ張って!

「うんとこしょどっこいしょまだまだ傘は抜けません」

:困りましたね・・・どうしましょう。

  誰か助けてくれないかしら・・・

「大きなカブ」 梅雨バージョン 台本 後半

(てるてるぼうず)

:困っているみたいだね僕が助けてあげるよ!

:てるてるぼうずくんが手伝いにきてくれたよ!

:といっても僕は手がないから応援しかできないんだ!「がんばれ~!」

:なんだか力がわいてきたわよ!

:今なら抜ける気がする! さ~みんなで力いっぱい引っ張ってくれ!

「うんとこしょどっこいしょ」

:さーもう1回!

「うんとこしょどっこいしょ~!」

(最後のページ)

:やった~やっと抜くことができたぞ~!

:よかったですね!これで散歩に行けますね!

:ゲロゲロ!やった~!

:あれ・・・みんな待って!雨がやんで虹が出てるよ!

:うわ~キレイだね!

  僕が応援したから雨も止んだのかもしれないね!おじいさんせっかくとれたのにごめんね!

:いやいやとっても楽しかったからめでたしめでたしじゃ!

                                fin

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実際に「大きなカブ」梅雨バージョンを演じてみて!

 それでは、実際に子どもたちにスケッチブックシアターを演じてみた感想を紹介します。

「大きなカブ」という、子どもたちに馴染みのある題材をアレンジしたということもあり、引っ張るマネをしながら楽しむ姿が見られた。また、物語としてもしっかり作りこむことができた為、梅雨以外の時期にも楽しむことができる

カエルやカタツムリなどの梅雨ならではの生き物がたくさん登場する為、この時期の制作の導入にも使うことができていい

幼児クラスでは、読み聞かせの後園庭や部屋の中でごっこ遊びや、なりきり遊びとして取り入れる等、表現活動にも広げることができた

このように、たくさんのメリットだらけの教材になっています。

ぜひ皆さんも作ってほしいと思います。

ではここから実際に作り方を紹介していきたいと思います。

スケッチブックシアター 準備物

スケッチブックシアター(B4サイズ)

定規

はさみ

自分が好きな色塗り用の画材

下書き用の鉛筆、黒のマジックペン

「大きなカブ」梅雨バージョンを作ってみよう!

①(1ページ目に表紙を描く)

②(2ページ目はそのまま)

③(3ページ目を長さに合わせてハサミで切る)

今回は左から8・8・8・11センチとなっております!

④(4ページ目を上から10センチを残し切る)

⑤(4ページ目は更に分割する)

左から16センチのところ、つまり3ページ目の右2つと左2つに重なるようになれば完成です。

⑥(それぞれのページに絵を描く)

3ページ目
4ページ目
5ページ目

黒い油性ペンで下書きをなぞる時は、下に新聞紙や不要な画用紙を敷いて書くことを進めます。 今回自分は敷かずにやったことで、ところどころの黒点がついてしまいました。

「大きなカブ」スケッチブックシアターを作ってみて

 いかがでしたでしょうか。

今回は「大きなカブ」の梅雨バージョンをスケッチブックシアターで作ってみました。

これからくる梅雨はもちろんのこと、一年を通して楽しんでいただきたいと思います。

いつどんなところでも、手軽に楽しめることがスケッチブックシアターの強みです。

ぜひ、みなさんの保育の幅が少しでも豊かになったら嬉しいです。

他にもたくさんの手作りシアターを紹介していますのでよければご覧ください。

手遊びが題材のシアター遊びは下記からご覧ください。

遊び歌が題材のシアターは下記からご覧ください

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