今回は「ちょうの大冒険!」というオリジナルの紙皿シアターを作ってみました。
・春に使える紙皿シアターを作りたい保育士
・保育の隙間時間に使える保育教材を探していた保育士
・初めて紙皿シアターに挑戦しようと思っている保育士
こんなあなたにピッタリのシアターを紹介します。
このシアターでは、ちょうが大好きな花を探しにとんでいきます。
そこで、いざ花に止まったかと思ったら、それは誰かの鼻でした。
そして、子どもたちと一緒にその鼻は誰の鼻なのか考えながら楽しむシアターになっています。
手軽に楽しめる内容ということで、普段の保育だけではなく、一番困る隙間時間に楽しむことができます。
また、題材が「ちょう」ということで、春にピッタリのシアターになっています。
そして、演じ方もシンプルで初めて紙皿シアターに挑戦しようという方にもおすすめです。
必ず皆さんが困った時に助けてくれる教材ですので、参考にしていただけたら嬉しいです。

【「ちょうの大冒険!」 紙皿シアターの内容と演じ方 】
それでは、実際に紙皿シアターの演じ方を見ていきましょう。
あくまでも、僕なりの演じ方になりますので、やりやすいようにアレンジしていただいて構いません。
そして、今回のシアターの演じ方については全て繰り返しになる為、最初の一種類のみを紹介します。
後ほど、他の作品につきましては紹介するので安心してください。
①ブタの鼻

今日もいい天気だな~!
今日はいったい どんな花が見つかるかな~

かわいい花 み~つけた~ あれ? でもなんかこれへんだなだ
いったいこれは何の花だろう (子どもたちと考える)

ビックリ これってブタさんの鼻だったの?
まさか花じゃなくて 鼻だとは思わなかったね つぎはどんな花が出てくるかな・・・
このように、①ちょうちょ ②花(鼻)にとまったちょう ③鼻の持ち主とちょう という流れで進めていきます。
①のちょうちょに関しては、すべてに共通で最初の一枚目となっています。
【「ちょうの大冒険!」 作品例の紹介】
それでは、ここから今回僕が作った作品例を紹介します。
紙皿は、左にあるものが上にしていただき、その上に固定の①ちょうを重ねてください。
①ぞうの鼻

②ピエロの鼻

③天狗の鼻

④コアラの鼻

⑤モグラの鼻

⑥犬の鼻

⑦トナカイとサンタクロースの鼻

⑧サボテンの花

⑨花畑

9番までの順番は自由でかまいませんが、最後は花畑にしてあげてハッピーエンドで終わらせてあげるといいかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか、今回は最初のブタを入れた計10種類を作ってみました。
ぜひ、この中で気に入ったものだけではなく、自分のオリジナルの花(鼻)でも遊んでみてくださいね
実際に「ちょうの大冒険!」を演じてみて
それでは、実際に園で子どもたちに演じてみた様子を紹介していきます。
・ちょうがとまったのが花ではなく、鼻という少しユーモアを聞かせた題材ということで、特に幼児からの反響が良かった。
・内容を全て演じる必要はなく、子どもの様子やその時の空き時間の長さによって、臨機応変に問題数を調節できていい。
・春に向けたシアターということで作成したが、一年を通して楽しむことができるように感じた。
・内容もシンプルで、紙皿の回し方さえマスターしてしまえば、誰でも簡単に演じることができる点もいい。
紙皿の回し方
①切込みの位置を合わせる
まずは、始める前に切込みの位置を揃えておきましょう。

②切込みの両側を持ちます

③後ろの紙を徐々に前面に持ってくる

④そのまま後ろの紙皿を時計回りに一回転する


⑤完成

【紙皿シアター 材料】
・色塗り用の好きな画材(今回は色鉛筆を使用)
・紙皿
紙皿には様々な種類がありますが、厚手の物や水や油に強いもの等様々なものがあります。
ペンや色鉛筆を弾いてしまうものがあるので注意が必要です。
その中で今回使ったのは下の画像のセリアで買えるものです。

・黒の油性ペン
・はさみ
【実際に紙皿シアターを作ってみよう!】
①紙皿に絵を描こう
まずは、紙皿に絵を描いていきましょう。
上の内容の部分で紹介した中から好きな物を選び描いてみましょう。
もちろん、自分の考えた好きなものでもかまいません。
②紙皿の中心に向かってはさみで切込みを入れます
しっかりと絵の向きを合わせてからまとめて切りましょう。
僕はなかなか真ん中に向かって切ることが苦手なので、紙皿のサイズに合わせた台紙を使い目安を作って切るようにしました。
違う場所から2回半分に折れば簡単に中心がわかります。

それを紙皿と合わせて切れば失敗することはありません。

あとは、順番通りに紙皿を重ねれば準備完了です。
ぜひ、日々の保育の中で楽しんでくださいね。
「ちょうの大冒険!」の紙皿シアターを作ってみて!
「ちょうの大冒険!」の紙皿シアターは楽しんでいただけたでしょうか。
①春に楽しめる紙皿シアター
②保育の隙間時間に活躍する保育教材
③初めての人にも演じやすい紙皿シアター
今回は、こんなシアターを作りたい皆さんにピッタリの紙皿シアターになりました。
ちょうちょが題材ということで春はもちろん楽しむことができますが、貼るだけではなく一年間を通して遊べる内容になっています。
内容も繰り返しのやり取りが多く、初めて保育教材に挑戦する人も子どもたちとのやり取りを楽しみながら演じることができます。
日々の保育で新しいことに挑戦したい。
そして、子どもたちの笑顔が見たいという方は、ぜひ参考に作ってみてください。
それでは、また次回の作品でお会いしましょう。
他にも色々な紙皿シアターの題材を紹介しています。
コメント