今回は「カレンダーマーチ」を題材にしたスケッチブックシアターを紹介します。
・年間を通して楽しめるスケッチブックシアターの題材を探していた人
・隙間時間に楽しめるシアターを知りたい保育士
・そろそろ仕掛け付きのシアターに挑戦したいと思っていた保育士

こんなあなたにピッタリの記事になります。
「カレンダーマーチ」はその名の通り、一年間のあるあるを軽快なリズムと共に歌い上げます。
だからこそ季節にとらわれることなく、一年を通し好きな時に楽しめるということが最大のメリットになっています。
さらに、曲自体のリズムも早く、次々に場面転換していくので、隙間時間などに飽きることなく楽しむことができます。
そして、この作品はページに切込みを入れるだけで簡単に演じることができ、初めて仕掛け付きのシアターに挑戦する保育者にも扱いやすくなっています。
幼児だけではなく、乳児でも大活躍できるシアターになっています。
ぜひ、みなさんの保育の力強い味方になってくれます。
それでは、早速演じ方を見ていきましょう。
「カレンダーマーチ」 演じ方紹介
それでは、実際にスケッチブックシアターの演じ方を見ていきましょう。
歌詞やリズムについては、下の動画を参考にしていただければと思います。
歌に合わせてどんどんページをめくってくださいね。
(1番)
♪ 一月いっぱい 雪よふれ

♬ 二月の庭には ふくじゅそう

♩ 三月寒さに さようなら

♪ 四月に小学一年生
カレン カレン カレンダーマーチ 一年たったら またおいで

(2番)
♪ 五月だごらんよ こいのぼり

♬ 六月ろうかに てるてる坊主

♩ 七月しようよ 水あそび

♪ 八月ハアハア あああつい
カレン カレン カレンダーマーチ 一年たったら またおいで

(3番)
♪ 九月に栗の実 もう秋だ

♬ 十月十五夜 お月さま

♩ 十一月準備だ 冬が来る

♪ 十二月ジングルベル クリスマス
カレン カレン カレンダーマーチ 一年たったら またおいで

実際にスケッチブックシアターを演じてみて!
それでは、実際に子どもたちにスケッチブックシアターを演じてみた感想を紹介します。
早めのリズムで次々にシーンが変わる為、子どもたちも飽きることなく楽しむことができた。
その反面、乳児クラスでは歌が早く一緒に歌うという面では向いてないかもしれない・・・
季節を選ばなくていいということで、どんな状況でも楽しめるということはとても助かった。
数字に少しずつ興味を持ってもらうという意味でも、楽しみながら触れられていい。
このように、メリットだらけの教材になっています。
ぜひ皆さんも作ってほしいと思います。
ではここから実際に作り方を紹介していきたいと思います。
スケッチブックシアター 準備物
・スケッチブックシアター(A4サイズ)
・定規
・はさみ
・自分が好きな色塗り用の画材
・下書き用の鉛筆、黒のマジックペン
「カレンダーマーチ」を作ってみよう!
今回のシアターは、切込みが必要なページに切込みを入れてから、ページごとに絵をかけば完成です。
それぞれのページごとに詳しく解説していきますので、ぜひ、最後までご覧ください。
・今回は、ページを上からかぶせていくので、最終的には、1ページ目が一番下にくるように作っていきます。
(1ページ目)

こちらがシアターの表紙になります。
(2ページ目)

2ページ目は、空白にしておいてください。
先に、3ページ目以降の切込みをしておくと、描く位置がわかっていいかと思います。
(3~8ページ目)






真ん中に切込みを入れてから絵を描いてみましょう。(15センチ)
全ページに共通することですが、黒い油性ペンで下書きをなぞる時は、下に新聞紙や不要な画用紙を敷いて書くことを勧めます。
「カレンダーマーチ」のスケッチブックシアターを作ってみて
いかがでしたでしょうか。
・年間を通して楽しめるスケッチブックシアターが欲しい
・隙間時間に楽しめるシアターを知りたい
・そろそろ仕掛け付きのシアターに挑戦したい
今回はこんな悩みを抱える皆さんに向けて「カレンダーマーチ」のスケッチブックシアターを作ってみました。
「カレンダーマーチ」は季節関係なく、短時間で楽しめることが最大のメリットです。
また、歌と絵を楽しみながら数字にも触れることができます。
ぜひ、数字の理解や興味も出てくる2歳後半から幼児クラスで楽しんで欲しいと思います。
そして初心者にもできる簡単な仕掛けのみの作品なので、ぜひ新人さん等にも挑戦してみて欲しいと思っています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
他にも、子どもたちが好きな童謡を題材にしたシアターを作っています。
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