連絡帳の書き方!毎日迷わず簡単に書けるようになるおすすめのコツ紹介

草むらで字を書く人 保育

 連絡帳の書き方について、6年間書いてきた経験をもとにコツを紹介していきます。

こんな人におすすめ

これから保育園で働く新人さん

・初めて連絡帳を書くクラスに配属された保育者

・お便りなどでのエピソードを書くことが苦手な人

こんなあなたに向けた記事になっています。

僕自身も最初は何度も添削をされ、連絡帳を書くことに苦手を感じていました。

しかし、今回のコツを意識していくうちに、保護者との会話ややり取りが徐々に楽しくなり、今では、情報交換をしていく中で欠かせないツールとなっています。

連絡帳は、日々のちょっとした心がけで、どんどん上達していきます。

ぜひ、参考にしてみてください。

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【連絡帳に書いてある内容】

僕の園の連絡帳では、このような記述欄があります。

①前日の食事 今朝の食事

グラム数まで丁寧に書いてくれる時や、昨日の夜はおやつだけという時も。

「なぜか今日は食べ進みが良いな」「何か怒りっぽいな」と思ったら、ご飯を食べてきていませんでしたなんてこともあります。

②子どもの体温

今のご時世では、一番重要な欄ですね。

体温だけでは決めつけることはできませんが、一つの大切な指標になっています。

③前日の睡眠時間

就寝時間と起床時間が記入されています。

入園当初はこの時間に合わせて午睡寝の時間等も考えていきます。

生活リズムが確立するまでは、睡眠時間に合わせ活動内容を個々に変更しています。

④便の回数や状態

胃腸炎が流行っている時期等は、特に注意して見ていきたいですね。

時には、「おなかが痛そうだな」「機嫌がわるいな」の様子も、もう何日も便が出ていないからかなと予想することができます。

⑤健康状態

咳や鼻水、肌の状態等を保護者が自由に記述できる欄を設けています。

園でも同じような症状が見られたら、通院をお願いしたり、より子どもたちの小さな変化を気にかけたりと大事な欄です。

⑥家庭での様子

 家庭での様子を自由に書いてもらっています。

ほっこりするエピソードや、成長を喜ぶ姿等様々なことが書かれています。

この欄では、子どもの様子だけでなく、保護者のちょっとした心の変化や、悩みに気づくことができます。

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【連絡帳が上達するための方法】

 内容はわかっていただけたでしょうか。

連絡帳は、保育者と保護者で成長を共有する為だけではなく、保護者対応、感染症への対策、家庭環境の把握、日々の保育への紐づけ等様々な意味があります。

ぜひ、ここを意識しながらやり取りを行ってください。

それでは、実際に僕が実践していた連絡帳の書き方のコツを紹介していきます。

①連絡帳の書き方をパターン化する

 連絡帳は、繰り返し書いていく中でどんどん上達していきます。

その為にも、まずは自分のパターンを確立することから始めてみてください。

例えば、僕なら最初に子どもの様子への返事をした後、一日の様子を伝えていました。

他にも、受け入れで体調が不安定だった時には、最初に一日の体調を知らせた上で様子を伝えます。

まだまだあるよ・・・

受け入れで泣いていたら→受け入れ後の姿を最初に伝える

午睡が短かかったり、ご飯量が少なかったりしたとき→子どもの様子の後に記入

このように、書かれていたことに対しての返し方をパターン化しておくだけでも、「どうしよう・・・」の時間が無くなり、スムーズに書き進めることができます。

まずは、僕のマネから入り、少しずつ自分が書きやすい型を見つけてください。

僕は今でも最初に身についたパターンが残っています。

様々な応用を聞かせるためにも自分の型は作っておくことは、将来にとても役立っています。

②連絡帳は5W1Hを意識しよう ~おすすめは4W1H~

 連絡帳だけではなく、すべての書類に当てはまるとても大切なことです。

今回は、下の例文を例にどこに当てはまっているか考えていきましょう。

例文

今日は、園庭でままごとを楽しみました。友だちの○○ちゃんと一緒に、ジュースを入れるマネをしたり、食べ物のやり取りを楽しんだりと、夢中で遊んでいましたよ。

・WHEN(いつ) 今日は

・WHERE(どこで) 園庭で

・WHO(誰が・誰と) 本児が ○○ちゃんと

・WHAT(何を) ままごとを

・WHY(なぜ)  

HOW(どのようにした) ジュースを入れるマネや食べ物のやり取りをして楽しんでいた

実際に当てはめてみるとこのようになります。

WHYをおすすめしないのは、単純に文の構成が難しくなるからです。

僕も一年目の時、どうにかして「5W1Hに当てはめないと・・・」と迷い、時間だけが過ぎていったことを思い出します。

③メモを持ち歩く

 連絡帳をいざ書くときに一番困ることが「あれ?○○ちゃん何してたっけ?」となることです。

連絡帳は、想像の話を書くのではなく、その日の様子を具体的に伝えなくてはなりません

そこで、日々メモを持ち歩くようにしましょう。

「ここ書きたい!」 「お母さんに知らせたい!」 「かわいいな~!」というところをメモに書き留めておいてください。

人間はすぐに忘れてしまう生き物です。

僕は忘れっぽいので今でもメモを持ち歩き、面白かったことをメモしています。

せっかくなら自分がここだと思ったワンシーンを伝えたいですよね。

保育中にペンを持ち歩くことは思わぬ怪我にもつながるので気を付けていきましょう。

④連絡帳を書く人数を減らしてもらう

 これは③に付随することです。

メモを取ることはわかったけど、何人もいきなり見ることは難しいですよね。

そんな時は、一日に連絡帳を書く人数を少なくしてもらいましょう。

これは、新人さんから提案することは難しいので、ぜひこの記事を読んでいる先輩方、自分が新人だった頃を思い返し、ご協力をよろしくお願いいたします。

ゆっくりとでいいです。少しずつ視野を広げていきましょう。

⑤他の人の連絡帳を参考にする

 これは、僕が新人の時一番やっていた方法です。

朝や休憩の時間に前日先輩が書いていた連絡帳を見てみたり、同期の連絡帳を見せてもらったりしながら、様々な人の文を見ていました

人によって様々な言い回しや、表現方法がありとても勉強になります。

その中で、良いなと思ったものを少しずつ自分で使ってみる。

繰り返していくうちにきっと自分なりの書き方が見つかるはずですよ。

連絡帳以外でも、おたよりや個人記録でも色々な人の文を見ることはとても大切です。

僕の1年目なんてほぼマネでした!

でも、様々な文を見てきたおかげでパターンや表現の幅を広げることができました

【連絡帳の書き方をまとめてみて!】

 いかがでしたでしょうか。

保育士1年目の皆さんはドキドキしていることでしょう。

①記事をパターン化する

②4W1Hの意識

③メモを持ち歩く

④まずは少人数ずつ書く

⑤他の人の連絡帳を見る

連絡帳は、最初から上手に書ける人はいません。

みんな少しずつ経験したり、自分の型を見つけたりしながら成長していきます。

ぜひ今回の記事で伝えたこの5つを参考に、最高のスタートダッシュを決めてくださいね。

これでみんなも連絡帳マスターです!!

他の記事でも新人の皆さんに役立つ情報を発信しています!

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