「かわいいかくれんぼ」の歌をアレンジして紙皿シアターを作ってみました。
・紙皿シアターを通し、歌を楽しんでほしいと思っている保育士
・ちょっとした隙間時間に遊べる紙皿シアターを探していた保育士
・紙皿シアターに挑戦してみたいと思っている保育士
こんなあなたの為に、保育士をしながら日々オリジナルのシアターを考えている僕が、おすすめの教材を紹介していきたいと思います。
歌だけではなく、隙間時間に遊べる用の紙皿シアターということで、今回は「かわいいかくれんぼ」の歌とクイズを合体させたシアターとなっています。
曲自体も有名で、子どもたちにも人気の曲になっている為、初めて紙皿シアターに挑戦するという人にもピッタリな内容になっています。
ぜひ、参考にしていただき日々の保育をより楽しんでいただきたいと思います。

【紙皿シアター 「かわいいかくれんぼ」 内容と演じ方】
「かわいいかくれんぼ」の歌をアレンジした、歌とクイズを楽しめる紙皿シアターです。
今回は、紙皿2枚でワンセットになります。
【どこかに隠れた動物・隠れていた動物の答え】この順番に置いたら準備完了です。
ここでは「サル」を例に演じ方を紹介していきます。
歌のリズムはこのままで、歌詞と登場する生き物がオリジナルになっています。
オリジナル歌詞を赤太字、元の歌詞を青太字で記載します。
①1枚目の紙皿を見せる (木に隠れたサル)
まずは、一枚目の絵を見せ歌を歌っていきましょう。
【歌詞】 誰かがね 木のうしろでかくれんぼ どんなに上手にかくれても
ひよこがね お庭でピョコピョコかくれんぼ どんなに上手にかくれても
茶色のしっぽが見えてるの だんだんだーれがめっかった
黄色いあんよが見えてるの だんだんだーれがめっかった
ここまで歌ったら、子どもたちと一緒にどんな生き物が隠れているか考えてみてください。

②2枚目の絵を見せる (サル)
答えが決まったら「みーつけた」の掛け声とともに皿を回します。
すると、隠れていた動物が登場しました。

あとは、これを繰り返すだけです。
様々な生き物バージョンを用意したのでお楽しみに!
最初は紙皿を回すことが難しいかもしれません。下の回し方を参考に練習してみてください。
実際に「かわいいかくれんぼ」を演じてみて
・「かわいいかくれんぼ」は、どの学年の子どもたちも聞きなじみのある歌だったことで、興味津々でシアターを見ていた。
・1歳や2歳児クラスでは、クイズにすると集中力が切れてしまう姿も見られた為、すぐに紙皿を回し答えを見せてもいいように感じた。
・誕生日会や出し物等のイベントごとでも、特別感を感じながら楽しめる題材だと感じた。
・何度も繰り返し楽しんでいったこともあり、子どもたちも歌を口ずさみながら参加する姿が見られ、歌を楽しめるようになる為にも優れた題材だと感じた。
・紙皿の枚数も少なく、初心者でも無理なく演じることができる題材になった。
・幼児クラスだと「だれかがね 木でウキウキかくれんぼ・・・」とヒントとして鳴き声や特徴を入れながら演じるとクイズが簡単になる為、
「誰かがね 木の中でかくれんぼ・・・」と、ヒントを絵のみにするとクイズもより楽しめるように感じた。
紙皿の回し方
①切込みの位置を合わせる
まずは、始める前に切込みの位置を揃えておきましょう。

②切込みの両側を持ちます

③後ろの紙を徐々に前面に持ってくる

④そのまま後ろの紙皿を時計回りに一回転する


⑤完成

「かわいいかくれんぼ」 登場いきもの紹介 前半
それでは「かわいいかくれんぼ」に登場する、他の生き物も紹介していきます。
あくまでも僕が作ってみたものですので、ここから選んでいただいてもかまいませんし、自分のオリジナルの物を作ってもかまいません。
こちらでは、生き物と僕が作った歌詞のみを紹介します。
①魚
歌詞:誰かがね ワカメのうしろでかくれんぼ どんなに上手にかくれても
カラフルしっぽが見えてるの だんだんだ~れがめっかった

②ライオン
歌詞:誰かがね 花のうしろでかくれんぼ どんなに上手にかくれても
ギザギザたてがみ見えてるの だんだんだ~れがめっかった

③ブタ
歌詞:誰かがね 服のなかでかくれんぼ どんなに上手にかくれても
まあるいお鼻が見えてるの だんだんだ~れがめっかった

④ぞう
歌詞:誰かがね 噴水のなかでかくれんぼ どんなに上手にかくれても
大きなお水が見えてるの だんだんだ~れがめっかった

⑤フクロウ
歌詞:誰かがね 工場のなかでかくれんぼ どんなに上手にかくれても
ギョロギョロおめ目が見えてるの だんだんだ~れがめっかった

「かわいいかくれんぼ」 登場いきもの紹介 後半
⑥ヘビ
歌詞:誰かがね 踏切のなかでかくれんぼ どんなに上手にかくれても
かわいいマルマル見えてるの だんだんだ~れがめっかった

⑦コウモリ
歌詞:誰かがね カボチャのうしろでかくれんぼ どんなに上手にかくれても
真っ黒お羽が見えてるの だんだんだ~れがめっかった

⑧イカ
歌詞:誰かがね 矢印になってかくれんぼ どんなに上手にかくれても
真っ白体が見えてるの だんだんだ~れがめっかった

⑨カメ
歌詞:誰かがね スイカのうしろでかくれんぼ どんなに上手にかくれても
黄色いしっぽが見えてるの だんだんだ~れがめっかった

今回は、こんな感じで作ってみました。
他にもたくさんの生き物で作れると思いますので、ぜひみなさんも考えてみてくださいね。
【紙皿シアター 材料】
・色塗り用の好きな画材(今回は色鉛筆を使用)
・紙皿
紙皿には様々な種類がありますが、厚手の物や水や油に強いもの等様々なものがあります。
ペンや色鉛筆を弾いてしまうものがあるので注意が必要です。
その中で今回使ったのは下の画像のセリアで買えるものです。

・黒の油性ペン
・はさみ
【実際に紙皿シアターを作ってみよう!】
①紙皿に絵を描こう
まずは、紙皿に絵を描いていきましょう。
例でいうと「木の中に隠れたサルと」「サル」です!!
使う画材は自分が好きなものでかまいません。


②紙皿の中心に向かってはさみで切込みを入れます
しっかりと絵の向きを合わせてからまとめて切りましょう。
僕はなかなか真ん中に向かって切ることが苦手なので、紙皿のサイズに合わせた台紙を使い目安を作って切るようにしました。
違う場所から2回半分に折れば簡単に中心がわかります。

それを紙皿と合わせて切れば失敗することはありません。

あとは、それぞれ作る生き物の種類分同じ作業をすれば完成です。
あっという間に、自分だけの紙皿シアターを作ることができますよ。
「かわいいかくれんぼ」 紙皿シアターを作ってみて!
「かわいいかくれんぼ」をアレンジした紙皿シアターは楽しんでいただけたでしょうか。
今回は、「紙皿シアター初心者」「シアターを通し歌を楽しんでもらいたい」「隙間時間に遊べるお手軽さ」この3つをねらいにして作ってみました。
絵を描いて、切込みを入れてしまえばあっという間に完成する紙皿シアター。
どんな人でも、簡単に保育の中に取り入れることができます。
ぜひ、一つでもいいので作ってみてください。
ビックリするくらい子どもが食いついてくれますよ。
それでは、また次回の作品でお会いしましょう。
他にも色々な紙皿シアターの題材を紹介しています。
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