爆笑不可避の笑える絵本を紹介したいと思います。
・絵本の種類が多すぎてどれを読めばいいのか迷っている保育士
・読み聞かせを聞いてくれなくて困っている保育士
・子どもがくいつく面白い絵本を探している保育士
こんなあなたにピッタリな内容になっています。
保育園では、読み聞かせをする機会が多く訪れます。
その時に「なんとなく」で読む本と「おもしろいから読んであげたい」とでは、子どもの反応も変わってきますよね。
僕は、絵本が大好きでよく休日に本屋さんやブックオフを転々とします。
その影響もあり、いつの間にか家や保育園には絵本だらけになっています。
しかし、そのおかげで面白い絵本や、紹介したくなるような絵本に出会えることができました。
そこで今回は、現役の保育士で日々読み聞かせをしている経験と、たくさんの絵本と出会ってきた経験をもとに、笑える絵本を紹介していきます。
この記事を見れば、読み聞かせに困ることはありません。
ぜひ、最後までご覧いただきたいと思います。
【爆笑間違いなし! 保育士がおすすめ笑える絵本ベスト3】
それでは、早速笑える絵本の紹介をしていきたいと思います。
とは言ったものの、紹介したいものが多すぎるので、まずは、誰が読んでも間違いなく笑える絵本のベスト3を紹介させていただきます。
・「かぜビューン」 作:tupera tupera
・「ペンちゃんギンちゃんおおきいのをつりたいね!」 作:宮西 達也
・「くっつけてみよう」 作:加賀美 健
まずは、この3作品を紹介します。
これをもっていれば、まず間違いない絵本を紹介しています。
実際に読み聞かせをした時の子どもの様子と合わせ、おすすめポイントを伝えていきますね。
ページをめくるたびに笑える絵本! 「かぜビューン」
まずは、tupera tuperaさんが描く「かぜビューン」の紹介です。
この本は仕掛け絵本になっており、登場人物が持っているものが、ページをめくるたびにどんどん飛ばされてしまいます。
特に子どもたちに人気なのが、アイスクリームを持った男の子のページ。
想像通り、風に飛ばされ顔中アイスクリームだらけになりますが、そのたびに笑いが溢れています。
絵もとってもカラフルなうえ、独創的なタッチで描かれており「もう一回読みたい」と、大人気な1冊となっていますよ!
・ページ数も多くはなく、とてもテンポのいい内容なので、短い時間で楽しむことができた。
・仕掛け絵本ということもあり、次にどうなるのか期待を持ち集中してみていた。
・想像の上をいく展開に子どもたちも大興奮でした。
勘違いが笑える!「ペンちゃんギンちゃんおおきいのをつりたいね!」
次に紹介するのは、僕が大好き宮西達也さんの絵本です。
ペンギンのペンちゃんとギンちゃんはとても仲良しで、何をするにもいつも一緒です。
ある日、釣りに行くことになり、お互いの釣り竿に順番に獲物がかかります。
ところが、なかなか連ることができず、話題は今逃がした獲物の話に移ります。
すると、二人に食い違いが生じ、更には大喧嘩に発展してしまいます。
お互いが見た魚たちの姿に大爆笑が生まれます。
誰が見ても笑える絵本ですので、ぜひお試しあれ!
・想像の上をいく魚たちの姿に「へんなの~」「おもしろい」ど大興奮で見ていた。
・乳児からすると、少し長めの本になっているので、幼児クラスでおすすめしたい。
・釣りがテーマになっているので、どんな季節でも楽しむことができる。
まさかの組み合わせに笑える! 「くっつけてみよう」
最後に紹介するのは加賀美 健さんが描く「くっつけてみよう」です。
ページをめくると「ねこ」と「くるま」の絵が、恐る恐る次のページをめくると「ねこま」と称された見たことのない絵が出てきます。
「あ~そうなるか!」と感心する組み合わせや、「そうなります?」という驚きの連続に子どもたちからも大爆笑が生まれます。
また、白と黒で構成された絵本ですが、あっと驚く展開に子どもたちも興味津々です。
ぜひ見てみてください。
・ページに背景がなくすっきりしている為、子どもたちも一点を集中してみることができていい。
・言葉と絵を組む合わせどのような変化をするか考えることで、想像力を育んだり、楽しみながら言葉に触れたりすることができる。
※また、他のの記事でも言葉遊びを楽しめるスケッチブックシアターを紹介しています。
【まだあるよ! おすすめの爆笑絵本】
ここからは、ベスト3には入りませんでしたが、みんなが笑えること間違いなしの絵本を紹介するので、時間がある人は見ていってください。
「バナナじけん」 作:高畠 那生
この本は、題名の通り1本の道に落ちているバナナからたくさんの事件に発展します。
まずは、サルが現れてバナナを・・・
次にウサギが現れて・・・
「そうなるよね」という想像できる展開からの怒涛の展開に爆笑不可避となっています。
いつどんな時に読んでも、楽しくて笑える最高の1冊ですよ。
「しんごうきピコリ」 作:ザ・キャビンカンパニー
この本の主人公は、信号機です。
信号機の色は赤・青・黄、それにピンクにオレンジと増えていき、いつの間にかあんな色やこんな色まで出てきます。
普段の世界では考えられない交通ルールに、キャビンカンパニーのカラフルで独創的な絵が交わりとても個性的な一冊になっています。
子どもたちが大好きな乗り物も出てくるということで、みんな楽しそうに見てくれます。
「おばけとかくれんぼ」 作:新井洋行
この本は、おばけのポポくんの家でかくれんぼをするというお話です。
ただのかくれんぼではなく、家のノックしたり、ライトをつけるためのスイッチを押してみたりと、子どもが参加しながら読み進めていく絵本になっています。
物語が進んでいくと、ポポくん以外にも個性豊かでカラフルなお友だちも登場します。
ぜひ、おばけたちの話やお願いをよく聞きながらポポくんを見つけてみてくださいね。
自分たちで物語が進行していく様子に喜びや嬉しさを感じ、自然と笑える絵本になっています。
爆笑間違いなしの絵本を紹介してみて
いかがでしたでしょうか、今回は誰でも笑える面白い絵本を紹介しました。
絵本の種類が多くて困っていた方は、まずは紹介した6冊のうちのどれかを買えば間違いありません。
今まで、読み聞かせの時間にざわざわしていた子どもたちも、必ず絵本の世界に引き込まれます。
大好きな絵本ができた子どもたちは、その絵本を読んでくれる先生のことも必ず好きになります。
子どもとの関係作りは、読み聞かせを通しても作ることができます。
ぜひ明日からの保育に生かしてもらえたらと思います。
皆さんのお気に入りの絵本があれば、コメント等で教えてくださいね。
絵本の表紙まで余すことなく使いたい方は、下の記事を見てみてください。

保育の隙間時間に楽しめる絵本は下記で紹介しています。
絵本以外でも、子どもが大爆笑間違いなしの手作り教材は下記で紹介しています。
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