みんなが楽しめるクイズが題材のスケッチブックシアターを紹介します。
手作りシアターをもうかれこれ10作品以上は作っています。
・どんな年齢の子どもたちでも楽しめる教材を作りたい人
・みんなが使っていない教材を作りたい人
・隙間時間に使える教材を探していた人
そんなあなたの役に立つ記事になっています。
今回の内容は、乳児から幼児まで楽しめる内容になっており、何歳児クラスの担任になっても使える最高の教材となっています。
僕自身もよく保育の中で使用しており、隙間時間や朝の会などで楽しんでいます。
オリジナルの内容の為、他の人と被ることもありません。
演じ方や作り方も写真付きで載せていますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
【クイズの内容】


大人気の「ばけたくん」シリーズの絵本を参考に考えました。
※絵本ナビでは試し読みもできますのでよかったら見てみてください!
この絵本はおばけのばけたくんがいろんなものを食べていきます。
すると体が食べたものに合わせて変わっていくというユーモラスなお話です。
この内容を逆手に取りクイズを作ってみました。
なんだかいつもと様子が違うおばけが出てきます・・・
子どもたちと一緒に何を食べてしまったのか考えてみてください。
【クイズの演じ方】
1種類目の「リンゴおばけ」を参考に演じ方を紹介していきますね!!
① 1ページ目 (表紙)
「このおばけはね・・・不思議なおばけなんだって」と、子どもたちの気持ちを高めたらいよいよクイズのスタートです。

② 2ページ目 (変身したおばけ)
表紙をめくると、なんだか様子がおかしいおばけの姿が現れます。
「あれ?おばけさんが変身してるね・・・何を食べたんだろう?」と子どもたちに語り掛けましょう!!
「体が赤いね」「口から葉っぱが見えてるね・・・」等と、少しずつヒントを与えながら一緒に何を食べたか考えていきましょう!

③ 3ページ目 (食べた食べ物)
次にページをめくるとおばけが食べた食べ物が現れます。

※あとは、②~③を繰り返しクイズを楽しみましょう!!
・内容もとても簡単で1~5歳児クラスで演じてみたが、かなり反応が良かった!
・大きいサイズで作り、誕生会等の題材にしてもいいと感じた!
・色や形、特徴などから答えを想像する為、イメージする力が鍛えられる!
・食べるものを先に提示してから、変身した姿を見せる等クイズとは違った楽しみ方もできる!
【クイズに登場するおばけたち】
ここからは、今回僕が考えた内容を紹介します。
参考にしていただいてかまいませんし、自分で新しく考えていただいても結構です。
例で登場したりんごは省かせていただきます。
①ドーナツ
ヒント例:体に穴が開いてるね、丸くて甘いものだよ


②ゼリー
ヒント例:プルプルしてるね、スプーンじゃないと食べられないね・・・


③リンゴ(ひっかけ)
ヒント例:耳ができてるね、ウサギさんが好きなものかな?


④ブロッコリー
ヒント例:髪の毛ぐしゃぐしゃだね、緑だからお野菜かな?


⑤ペロペロキャンディー
ヒント例:目がぐるぐるしているね、ピンクだから甘いのかな?


⑥チーズ
ヒント例:すごい伸びているね、黄色で伸びるもの?


⑦アイス
ヒント例:カチカチだね、なんだかすごく寒そうだね


【スケッチブックシアター 作り方】
【準備物】
・スケッチブック(今回はA4サイズ)
・黒のマジックペン
・色を塗る為の好きな画材
【作業工程】
①最初のページに表紙を描く

最初から始めてもいいのですが、ルールや流れを説明する為にも、今回は作ってみました。
今回は、ページはめくる、かぶせるどちらでも構いません。順番だけ気をつけながら書いていきましょう!僕はわかりやすいので、めくる方で作っています。
②それぞれのページに絵を描いていこう!!
上で紹介したおばけでも自分で考えたおばけを描いてもかまいません。
順番だけ気をつけながら描いてください。(変身したおばけ→食べたもの)
スケッチブックシアターを作ってみて!
いかがでしたでしょうか。
今回は、「ばけたくん」の絵本を自分なりにアレンジし、クイズを作ってみました。
どんな年齢でも楽しめる内容になっています。
子どもたちに楽しんでもらえる教材を作りたい人にとっては、絵を描くだけで簡単に作れる内容になっている為、いい入門になるのではないでしょうか。
持ち運びも簡単で、隙間時間に使えるのも大きなメリットです。
みなさんの保育が少しでも豊かになったら嬉しいです!
他にもたくさんのオリジナル遊びを紹介しています。下記から見にきてください!
絵本から着想をえた作品もまだあります。下記から見にきてください。
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