手先を使った遊びについてまとめた記事です!!
・手先遊びのレパートリーを増やしたい
・1歳児でできる手先遊びを知りたい
今回は一歳児でできる手先遊びを紹介していきます。
1歳児クラスの後半になり、進級に向けて自分で蛇口をひねるようになったり、ボタン付きのパジャマが始まったりと、手先をや指先を使うことが増えてきたのではないでしょうか。

そこで、普段の遊びの中に取り入れられる手先遊びを紹介していきたいと思います。
遊びの中で手先や指先の強化を図れることが一番です。ぜひ最後までご覧ください。
【手先遊びのメリット】
まずは、1歳児クラスの子どもたちが手先遊びを行うメリットを紹介します。
・脳の発達につながる
指先にはとてつもない数の神経が存在しています。
これを乳幼児期から動かしていくことで脳の発達を促進させる効果があるようです。

・集中力がつく
普段は座っていることが難しい子も、手先をこまかく動かしていく中で、じっくりと遊びこめるようになります。
繰り返していくことで椅子に座るということにも慣れていけますよ。
・想像力が豊かになる

手先遊びの中には、イメージしたものを表現するような粘土等の遊びがたくさんありますよね。
そんな遊びを繰り返していく中で「次はこれを作ろう」「あれもやってみたい・・・」と、どんどん想像力が広がっていくようになります。
【手先を使った遊び紹介】
手先遊びのメリットが
①粘土で手先を動かそう!
一番にでてくる手先遊びといえば粘土ですよね。
紙粘土、小麦粉粘土等硬さに差はありますが、僕のクラスでは少しずつ油粘土に挑戦しています。

小麦粉粘土よりも手軽に準備することができます。
硬さも充分ある為、子どもたちの手先の強化につなげることができます。
更にこの時期の子どもたちは、見立て遊びも上手になってきますよね。
粘土で見立てたケーキやドーナツを「どうぞ」と渡したり、細く伸ばした粘土を「つるつる(うどん)!!」と見立てたりと、表現の幅も広がっていきますよ。
粘土の感触が苦手な子には、袋に入れた状態でわたしてあげると少しずつ触れてみようとする姿が見られました。
②手先と指先を丁寧に動かす紐通し

指先に力を入れ、紐がぶれないように持ち、小さい穴に紐を通す紐通し。
穴のサイズを調節しながら一人一人に合った環境を作っていけるといいですね。
最初は持ち方から難しいものです。
一緒に手を添えながら少しずつできる経験を感じてもらえたらいいですね。
小さい物だと誤飲につながることもある為、口に入れることが少なくなる年の後半から始めてみましょう。
③縄跳び
1歳児で縄跳びなんて、「振り回して危ないんじゃない?」と思われる方もいると思いますが、そんなことはありません。
タイヤに巻き付け、子どもたちに握らせ引っ張てもらったり、保育者と一緒に綱引きを楽しむことで、遊びながら手先や指先の強化につなげることができます。

工夫の一つで発達につなげられる。保育ってすごいですよね。
跳ぶやくぐる等様々な動きにつなげることもできます。
ぜひ子どもたちと楽しんでみてください。
④ちぎったり丸めたりしながら手先を動かせる新聞紙・花紙

丸めるというより、クシャクシャにするという感覚が正しいでしょうか。
これには、花紙や新聞紙を使うことが効果的ですね。
様々な素材に触れることで手の感覚を養うこともできます。
更に、丸めていくことで自然と手首を返すという高度なことまで自然と経験することができます。
ちぎるという動きにもつなげることができ、ダイナミックさと繊細さを合わせたいい遊びです。
⑤お絵描き

1歳児クラスになると、クレヨンだけではなく筆と絵の具を使ってお絵描きを楽しめるようになってきますよね。
繰り返すことで手先も強くなり、しっかり持つことができるようになる為、濃くはっきりとした線が描けるようになります。
また、少しずつ腕の動かし方も理解できるようになり、ギザギザや丸などしっかり形と認識できるような絵も描けるようになっていきます。
⑥シール貼り
いろいろな色や形のあるシール。
子どもたちは「ぺたぺた」と楽しそうに張る姿が印象的ですよね。

指先にしっかりと力を入れ、両手を上手く使わないと取れないシールは、絶好の手先強化になります。
素材によって取りやすいとりにくいがあります。
子どもの様子に合わせたものを用意してあげるといいですね。
僕のクラスでは、不要な紙に張り付けたり一人一人にシール帳を用意したりする等、ダイナミックに遊べるようにしています。
【手先遊びをまとめてみて!】
「手先を強化しないと」と思いながら進めていくと大変です。
あくまでも遊びの中で自然と指先の力がついていくことが理想ですよね。
明日から行えることばかりです。ぜひ皆さんの保育園でもやってみてください。
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