【絵本の表紙は捨てないで!】保育園や家庭で使える絵本の表紙活用術!

保育

 絵本の表紙の活用術は知っていますか?

すぐに捨てていた人は、いったん立ち止まってください。

こんな人におすすめです

絵本の表紙を捨てられない人

新年度でたくさん本を購入し、表紙がたくさん余っている保育士

リサイクルが大好きな人

こんなあなたにおすすめする記事になっています。

絵本の表紙は、工夫次第でおもちゃになったり華やかな環境を作ってくれたりします。

新年度に向けて、新しい絵本がたくさん増えた園も多いのではないでしょうか。

今回は、6年間新年度準備を経験した僕が、その中で見つけていったおすすめの絵本の表紙の活用術を紹介したいと思います。

ぜひ今後の参考にしてください。

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絵本の表紙を外す理由

 絵本の表紙はなぜ外すのでしょうか。

一概にこれだという理由はありませんが、僕は読みやすさが一番の理由だと思います。

僕も本や漫画を読んでいる時に、表紙がずれたり外れたりとイラっとしたことがあります。

子どもは絵本の世界を楽しみたいわけです。

「表紙に気を使って読めない・・・」こんなにかわいそうなことはないですよね。

 また、ご家庭なら将来売りたい、友だちにあげたい、ということもあると思いますので、子どもの様子や将来を考えたうえで、参考にしていただけたらと思います。

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【絵本の表紙】活用法 

 それでは、僕が実際に園で行っている活用法を紹介していきます。

①絵本の表紙をパズルにしよう!

 段ボールと透明テープ、ブッカー等の補強するものがあれば簡単にできます。

まずは、段ボールに本の表紙を貼り付け、上からテープで補強します。(全面)

あとは子どもの年齢や発達段階に合わせてピース数を決め、カッターで切れば完成です。

僕のクラスでは、少しずつパズルにも挑戦しているので、6~10ピースほどで作成しました。

子どもたちが普段楽しんでいる絵本の表紙ということもあり、みんな嬉しそうに遊んでいます。

普通のパズルと違って額もないので、持ち運びも楽でどこででも楽しめることがメリットです。

②絵本の表紙は壁面装飾にもなる!

 これは図鑑等で特にお勧めできる内容です。

これも簡単です。表紙を絵に合わせて切り抜き、透明テープやブッカーで壁等に貼れば完成です

僕のクラスではこんな使い方をしていました。

・水道前の床

 まだまだ順番で待つことが難しいクラスもあると思います。

「後ろでまっててね」なんて伝わりません。

だからアンパンマンやくだもの等みんながわかるものを張ることにしました。

「リンゴさんで待ってね」これの方が断然わかりやすいです。

繰り返すことで順番の概念も子どもたちの中で生まれ、トラブルがとても減りましたよ。

・トイレの中に

 トイレが嫌な子ってたくさんいますよね。

そんな子が「まずはトイレになれる」「トイレって怖いところじゃない」と感じてもらえるようにトイレに貼ってみました。

その子が好きなキャラクターや乗り物を張ると効果てきめん!!

「ウルトラマンにあいにいく!!」と楽しそうにトイレに行く姿が見られています。

③表紙はお絵かきにも使える!

 これは、幼児クラスにお勧めしたいです。

コピー用紙などの薄めの紙と、絵本の表紙があれば簡単にできます。

簡単に言うと写し絵ということです。

なぞるということは、ひらがなの練習にもとても大切なことです。

線の上をなぞることは、高い集中力と手首の柔軟性がないとうまくできません。

子どもたちは、真剣な顔で絵を写し、自分の好きな色で塗り絵をして遊んでいます。

ひらがなを書く為の練習の一環で、線をなぞるということが取り入れられています。

進学する子どもたちが、遊びの中で字を書くことへの準備を始められるおすすめの遊び方です。

④絵本の雰囲気そのままに磁石にしよう!

 パズルと作り方は一緒ですが絵本の表紙をそれぞれの形に切り、後ろに磁石を付けたら手作りマグネットのできあがりです。

 100均でも買える小型のホワイトボードと合わせると、子どもたちは夢中に遊び始めます。

ボード上で様々なキャラクターを組み合わせ自分の世界を楽しんだり、磁石が貼れる所はないかと探索したりする子等、色々な遊びに広がっていきますよ。

絵本の表紙についてまとめてみて!

 保育の中では、意外なものが子どもたちのおもちゃになったりしますよね。

今回の例を参考に、普段から遊びに結び付ける目を養っていってください。

どんなものが子どもたちにヒットするかはわかりません。

子どもたちの想像力や、柔軟性を養うためにも普段から保育者がアンテナを張ることが大切ですね。

ぜひ皆さんの園や家庭でもやってみてください。ご視聴ありがとうございました。

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