「やまのおんがくか」の童謡はみなさんご存じですか?
かわいらしい動物たちが、楽器を持ちながら次々に登場するこの曲は、特に秋に大人気で、いろいろなクラスから歌声が聞こえてきますよね。
・楽器遊びの導入ができるスケッチブックシアターを探している保育士
・スケッチブックのあまりのページを有効活用したい保育士
・隙間時間に楽しめるシアターを知りたい保育士

こんなあなたにピッタリの記事になります。
「やまのおんがくか」は様々な楽器が登場する愉快な歌です。
もちろん、みなさんもご存じの通り原曲では4つの楽器しかありませんが、楽器や動物の種類を増やすことでクラス用にアレンジすることも可能です。
そして、今回は「隙間ページを有効活用する」というねらいの元作成している為、ページ数や仕掛けの数もほとんどなく、初めて作るという人にもおすすめの内容となっています。
さらに、曲自体も次々に場面転換していきますので、隙間時間などに飽きることなく楽しむことができると思います。
それでは、早速演じ方を見ていきましょう。
「やまのおんがくか」 演じ方紹介
それでは、実際にスケッチブックシアターの演じ方を見ていきましょう。
歌詞やリズムについては、下の動画を参考にしていただければと思います。
(1番)
♪ わたしゃ おんがくか やまの こりす
じょうずに バイオリンを ひいてみましょう
キュキュキュッキュッキュッ×4 いかがです

(2番)
♪ わたしゃ おんがくか やまの うさぎ
じょうずに ピアノを ひいてみましょう
ポポポロンポロンポロン×4 いかがです

(3番)
♪ わたしゃ おんがくか やまの ことり
じょうずに フルート ふいてみましょう
ピピピッピッピッ×4 いかがです

(4番)
♪ わたしゃ おんがくか やまの たぬき
じょうずに たいこを たたいてみましょう
ポコポンポンポン×4 いかがです

(5番)
♪ ぼくたちゃ おタタタンタンタン なかま
じょうずに そろえて ひいてみましょう
タタタンタンタン×4 いかがです

実際にスケッチブックシアターを演じてみて!
それでは、実際に子どもたちにスケッチブックシアターを演じてみた感想を紹介します。
子どもたち自身も、聞きなじみのある童謡ということもあり、身振り手振りや交えたり、幼児クラスになると振り付けをしてみたりと、体を動かしながら楽しむ姿が見られた。
今回は隙間のページを使うというねらいだったが、もしページに余裕があるのなら、「たぬき」の後にオリジナルで動物を加えてみても面白いかもしれない。
ピアノが苦手な保育士でも歌いながら演じることで、子どもたちも少しずつ歌に興味を持ってくれると思う。
スケッチブックシアターが一冊あれば、どこででも演じることができ、保育中の隙間時間や、朝の会や帰りの会等に活躍してくれる。
このように、たくさんのメリットだらけの教材になっています。
ぜひ皆さんも作ってほしいと思います。
ではここから実際に作り方を紹介していきたいと思います。
スケッチブックシアター 準備物
・スケッチブックシアター(B4サイズ)
・定規
・はさみ
・自分が好きな色塗り用の画材
・下書き用の鉛筆、黒のマジックペン
「やまのおんがくか」を作ってみよう!
今回のシアターは、切込みが必要なページに切込みを入れてから、ページごとに絵をかけば完成です。
それぞれのページごとに詳しく解説していきますので、ぜひ、最後までご覧ください。
・今回は、ページを上からかぶせていくので、最終的には、1ページ目が一番下にくるように作っていきます。
(1ページ目)

こちらがシアターの表紙になります。
(2ページ目)

2ページ目は、空白にしておいてください。
先に、3ページ目以降の切込みをしておくと、描く位置がわかっていいかと思います。
(3ページ目)

ここから、動物たちが登場します。
真ん中に切込みを入れてから絵を描いてみましょう。(17.5センチ)
上から12センチは空間を開けて絵を描いてください(4ページ目の絵がかぶさる為)
(4ページ目)

これが、最後のページです。
縦は、3ページ目と同じで17.5センチで半分にしたら、横も半分(12センチ)を切り落としてください。
お疲れ様です、切って絵を描くだけで、あっという間に簡単に面白いシアターができあがりますよ。
全ページに共通することですが、黒い油性ペンで下書きをなぞる時は、下に新聞紙や不要な画用紙を敷いて書くことを勧めます。
「やまのおんがくか」のスケッチブックシアターを作ってみて
いかがでしたでしょうか。
①楽器遊びの導入ができるスケッチブックシアターを探している
②スケッチブックのあまりのページを有効活用したい
③隙間時間に楽しめるシアターを知りたい
今回はこんな悩みを抱える皆さんに向けて「やまのおんがくか」のスケッチブックシアターを作ってみました。
「やまのおんがくか」はもともと子どもたちにも大人気な曲で、かわいらしい動物が色々な楽器をもって登場する為、興味津々でシアターを見てくれます。
年の後半に向け、発表会に向けた練習が始まる園も増えてくると思いますので、導入に使ってみてはいかがでしょうか。
また、今回は普段使っているスケッチブックシアターの隙間ページを使うということで、かなりシンプルな作り方になっています。
まだ保育教材を作ったことがない人でも簡単にできるので、ぜひ新人さん等にも挑戦してみて欲しいと思っています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
他にも、隙間時間で大活躍するシアター遊びを紹介しています。
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