落ち着けない子どもたちへの関わり方をまとめた記事です。
例えば、座っていることが難しい子、じっくりと遊びこむことが難しい子等、色々な子どもがいるのではないでしょうか・・・
・落ち着けない子どもたちへの関わり方がわからない
・怒ってばかりで疲れてしまった

今回は、そんな皆さんの悩みを解決するために簡単にできる3つの方法を紹介します。
よかったら参考にしてみてください。
【なぜ落ち着けないのか疑問を持つ】
落ち着けない子=ADHDなのではないか・・・と決めつけることは僕はしたくありません。
決めつけるのではなく、子どもの特性、家庭環境、保育環境等すべてを考慮した上で考えてほしいということです。

ではどんな理由があるのだろうか・・・
・自分で体を支えることが難しい
・目に入るところに気になるものがある?
・床が冷たくて座りたくない
・運動量がたりないのかな
簡単に上げただけでもたくさん出てきますね。
理由を考えるだけでも、落ち着けない子どもへの関わり方は変わります。
固定概念やひとつの理由に頼り切りになると偏った保育になってしまいます。
そこが一番危険な点です。
子どもがとる行動には常に理由があります。
それをイメージし言葉がけや行動に移していくことが保育士の仕事です。
では次に僕が実際に行っていることを教えます。
【落ち着けない子どもの体をごしごしこすってみる!!】

朝の会や帰りの会ですぐ立ち歩く子や、落ち着かずきょろきょろ回りを見る子がいるかと思います。
そんな落ち着けない子どもたちにぴったりなのがこの方法です。
動いてしまうのはどこかを動かしていたいからです。
だったら僕たち保育者が触ってあげましょう。動かしてあげましょう。
膝の上に座らせて足をこすってみる。寝かしつけの時のように背中をさすってあげましょう。
するとビックリ!!気持ちが満たされ集中して絵本や話を聞く姿が見られるようになります。
これは本当に簡単な方法で僕も何度も助けられました。
でもこれは100%の方法ではありませんので、一つの意見としてやってみてください。
【落ち着けない子どもならとことん動かそう!!】

「座って話を聞きます」と何度も声をかける、立ち歩く子どもたちを捕まえては膝の上にのせる・・・ こんなことを繰り返してたら大人も子どもも疲れてしまいますよね・・・
僕のクラスでは、「動きたいなら動こう」というスタンスを担任同士で共有し、子どもたちと関わるようにしています。
でも、ただ放置するということではありません。
落ち着かないのならちょっと保育者と一緒に廊下を散歩したり、お手伝いをしてもらったりと、子どもたちの思いを満たし、気持ちを切り替えられるような働きかけを大切にしています。

心身の発散がしっかりとできるように運動遊びや戸外遊びをたくさん取り入れたり、粘土や紐通し等の手先や指先を使う遊びを通し、脳みそをしっかり使うことで、気持ちだけではなく体力的にも子どもたちが落ち着くのではないでしょうか。
子どもの様子に合わせた活動設定や、保育者の意思疎通がより良い保育につながっていきます。
【さいごに】

まだまだ、生まれて1年です。
見るもの聞くものすべてが新鮮で興味にあふれています。
まだまだ落ち着かないことは当たり前、ということを前提に置きながら保育をしていくと大人も子どももハッピーに過ごせるのではないでしょうか!!
学年により子どもの様子や関わり方に差は出てくると思います。
少しでも皆様の参考になったら嬉しいです。
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コメント
こんにちは。
疑問を持つこと大事ですよね。
固定概念に惑わされず、全てのことに対し疑問を持ち考えることが大事と私も考えます。