紙皿シアターについて、まとめた記事になります。
・紙皿シアターは作りたいがおすすめの題材を探している保育士
・子どもの興味を引き付ける紙皿シアターを探している保育士
・自分が担任するクラスにあった題材を探している保育士
こんなあなたにピッタリの記事になっています。
保育士として7年目となる僕は「日々の保育の隙間時間を充実できるよう」そして「保育の引き出しを広げる為」紙皿シアターだけではなく、たくさんの保育教材を作ってきました。
そこで、今回は「紙皿シアター」にスポットを当て、あなたにおすすめの題材を紹介します。
この記事を読めば、紙皿シアターで困ることは何一つありません。
必ず「作ってみたい」と、自分だけのお気に入りが見つかります。
ぜひ、最後まで楽しんでいってくださいね。

【紙皿シアターのメリット】
まずは、紙皿シアター作りたい気持ちをもっと高めるために、メリットを紹介します。
①簡単
まずは、何といっても簡単なところです。
皆さん、保育教材というとどんなものを想像しますか。
大きなパネルと様々なパーツを使う「パネルシアター」や「エプロンシアター」でしょうか。
それに比べて、紙皿シアターは紙皿のみで完結します。
また、作る工程も紙に絵を描き、切込みを入れたら完成し、回し方さえ覚えてしまえば誰でも簡単に演じることができます。

②想像力を育める
次のメリットは、想像力を育める点です。
紙皿シアターは、紙皿を回し場面転換を行っていきます。
また、題材も他のシアターとは違い、クイズ形式のものが多くなっています
そのような内容だからこそ「次は何が出てくるんだろう?」と、イメージを膨らませていくことで想像力を育んでいくことができます。

③子どもが食いつく
最後にして最高のメリットかもしれません。
「紙皿シアター」を取り入れている保育士ってなかなか見なくないですか?
だからこそ、今作ってしまえば周りの保育士の一歩前をリードすることができます。
そして「楽しいことをしてくれる先生」は、子どもたちのヒーローです。
まずは、1つ作り子どもたちの反応を見てみてもいいのではないでしょうか。

【紙皿シアターの使い方】
紙皿シアターは様々な場面で活躍することができます。
・「子どもたちがそろわない・・・」そんなちょっとした待ち時間に
・「活動が早く終わってしまった・・・」そんな隙間時間に
・誕生会やイベント毎等の特別な出し物として
このように、保育をしていると必ず現れる様々なシーンで、僕たちを助けてくれます。
保育の引き出しがまだ少ない時ほど、この隙間時間やイベントの出し物に頭を悩まされるのではないでしょうか。
僕自身も、朝の会や帰りの会の前の隙間時間程嫌いなものはありませんでした。
しかし、そこで紙皿シアターと出会い、保育の幅を広げ、子どもの笑顔を見られるようになり、どんどんこの時間が好きになっていきました。
一つもっていると、必ずあなたを助けてくれます。
ぜひ、様々なシーンで子どもたちと一緒に楽しんでみてください。

【紙皿シアター おすすめ題材と対象年齢】
それでは、実際に僕が今まで作ってきた紙皿シアターを紹介します。
おすすめする年齢と、簡単な内容を紹介しています。
気になった記事があれば、それぞれのリンクに飛んでいただき詳しい内容をご覧ください。
皆さんが気に入るものが、一つでも見つかったら嬉しいです。
①【誰の家? クイズを楽しみながら様々な生き物に触れる】1歳児~

写真のように、カラフルで特徴的な家がたくさん出てきます。
そこで、紙皿を回すとこの家に住んでいる住人がわかります。
子どもたちと一緒に、家には誰がいるのかクイズ形式で楽しんでみてください。
このシアターでは、紙皿を使う枚数が少ない為、初めて紙皿シアターを方にもおすすめです。
アレンジ次第で、更に種類も増やすことができる為、子どもたちが飽きることもありません。
気になった方は、下記のリンクから詳しい作り方も見にきてください。
②【言葉遊びが楽しめる 紙皿シアター】4歳児~

次は、ちょっぴり難易度が高めの紙皿シアターの紹介です。

最初のお皿には「酢」の絵が描いてあります。

次に、皿を回すと「イカ」の絵が出てきます。
「この二つの言葉を合わせてできるものは何でしょう」という内容です。
ちなみに、今回の答えは「す」+「イカ」なので「スイカ」となります。
言葉への興味が広がり、物事の発想力や想像力が高まる4歳児クラスから楽しんでほしいと思います。
大人でも難しい難問も準備していますのでよければ下記のリンクでお待ちしております。
③【お仕事クイズ】2歳児~
こちらは「職業クイズ」と題したシアターとなっています。
今回も、使う紙皿は1セット3枚です。

1枚目と2枚目では、それぞれ答えの職業の人が使う道具が描いてあります。
この、ヒントをもとに答えの職業を考えてもらうというクイズ形式の内容となっています。

2歳児クラスでは、身近な人に興味が広がりままごと遊びの中でも「髪切りますね」「いらっしゃいませ」と、お仕事にも興味を持つ時期でもあります。
そんな子どもたちと一緒に、ぜひ楽しんでみてくださいね。
④【いろいろおんせん】1歳児~

こちらは、知る人ぞ知る有名絵本「いろいろおんせん」をアレンジした紙皿シアターです。
様々な動物たちが、次々に色とりどりの温泉に入っていきます。
歌に合わせて皿を回し、温泉から上がるとまぁビックリ!
カラフルな動物さんたちが現れます。
子どもたちに大人気の動物たちが、驚きの姿に変身していきます。
動物たちはもちろんのこと、リズミカルな歌に合わせて楽しむシアターの為、乳児の子どもたちからも興味を持ってくれること間違いありません。
それでは、ちょっとでも興味を持った方、下記のリンクからお待ちしております。
⑤【かわいいかくれんぼ】2歳児~

ここでは、有名な童謡「かわいいかくれんぼ」をアレンジした、紙皿シアターを紹介しています。
原曲に出てくるヒヨコ、スズメ、犬だけではなく、様々な動物たちが、色々な場所に隠れています。
歌に合わせて演じたり、クイズ形式で行ったりと、子どもの様子やその場の状況に合わせ演じ分けることのできるシアターになっています。


みんながよく知っている、「ヒヨコ」「すずめ」「イヌ」だけではなく、オリジナルの動物たちも多数登場します。
他の保育士とは違った教材を使ってみたいなと思っていた保育士さんにおすすめのシアターです。
それでは、少しでも気になった方は下のリンクから詳しい内容を見てください。
また、こちらは販売もしているので気になった方は、ショップものぞいてください。
⑥【どんぐりころころ】全学年対象

こちらは、秋にピッタリの紙皿シアターの紹介です。
「どんぐりころころ」の歌に合わせて、次々に絵が変わっていき耳だけではなく、絵でも歌を楽しめるような内容になっています。
この歌は、とても簡単で0歳児クラスから年長さんまで、幅広く楽しむことができます。
短時間で演じることができる為、ちょっとした隙間時間に大活躍してくれますよ。
それでは、作りたくなったあなたは下記のリンクから見にきてください。
⑦【くいしんぼうのゴリラ】全学年対象

次に紹介するのは「くいしんぼうのゴリラ」の紙皿シアターです。
どんな人でも、一度は聞いたことがあるこの曲を原曲の内容はもちろん、アレンジした内容まで登場するボリューム満点の作品です。
次々に変わっていくゴリラの表情が特におすすめのシアターです。


特に人気なのは、こちらのアイスクリームです。
誕生会だけではなく、普段の保育から使える楽しい内容になっているので、ぜひ作ってみてください。
それでは、気になった方は詳しい内容を下記で紹介しています。
また、こちらの方もショップで販売しているので、気になったらのぞいてみてください。
⑧【ちょうの大冒険】2歳児~

さあ いったい誰のなんのお花かな?

ビックリ ブタさんの鼻だったんだね!
さて、このように次に紹介するのは「ちょうの大冒険」と題した、ユーモア溢れる作品です。
クイズ形式で楽しむだけではなく、ストーリー仕立てで演じることもできます。
今回紹介したブタだけではなく、子どもたちがビックリするような花(鼻)も多数登場します。
普段の保育はもちろん、誕生会等のイベントにものでぜひ参考にしてください。
紙皿シアターについてまとめてみて
今回は、紙皿シアターに焦点を当て、実際に作った題材を紹介させていただきました。
紙皿に絵を描き、切込みを入れるだけで、あっという間に楽しいシアターが始まります。
周りを見渡しても、なかなか保育の中に取り入れている人も少なく、子どもたちの食いつきもとてもいいです。
まずは、今回紹介した中から気に入ったものを作り、ぜひ日々の保育の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。
今後も、随時情報を更新していきますので楽しみにしていてください。
スケッチブックシアターについてまとめたものも下記から紹介しています。
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