【紙皿を使ったしりとり遊び】年中・年長(4・5歳)向けの題材紹介!

オリジナル遊び紹介

 紙皿シアターの第2弾になります。第1弾は下記からご覧ください!!

こんな人におすすめ

子どもの興味を引きつける教材を作りたい

4・5歳向けの紙皿シアターの題材を探している

遊びながら子どもの想像力を育みたい

 こんなあなたにおすすめしたい内容となっています。

今回は、4・5歳児向けということもあり、少し頭を使う内容を考えてみました。

作り方はとても簡単で、忙しい保育士さんでもすぐにできる教材になっています。

紙皿シアターは絵が変わっていくまでの間が面白く、子どもたちも「何が出てくるんだろう・・・」と想像を膨らませ真剣に見つめています。

保育園で7年間勤務し、たくさんの手作りシアターを作ってきた僕がおすすめします。

必ず、子どもたちはシアターの虜になりますので、作って損はありません。

ぜひ参考にしていただき、子どもの視線を独り占めしてください。

演じ方や、作り方等も画像付きで紹介しています。

それではいってみよう!

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紙皿シアター 内容

 今回は、「言葉遊び」にスポットを当てた題材になっています。

紙皿には、一見関係のなさそうな2つの絵が・・・(イカ

紙皿が周り、2つの絵が吸い込まれると中から新しい絵が出てきました。(スイカ

2つの絵からどんな新しいものが出てくるのか、文字を組み替えながら頭の中で想像するクイズ形式の遊びとなっています。

想像力や文字の理解も必要なので、4・5歳でおすすめできる内容となっています。

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紙皿シアター 演じ方

 今回は、紙皿3枚でワンセットになります。

【混ざる前の絵・混ざる前の絵・合体後の絵】この順番に置いたら準備完了です。

ここでは、最初に出てくるスイカを例に演じ方を紹介していきます。

1枚目の紙皿を見せる (酢)

まずは、最初の絵を見せ描いてある絵がなんなのか子どもたちと確認します。

今回なら、酢ですね。

②2枚目の絵を見せる (イカ)

 皿を回すとイカの絵が出てきました!

そして、「この2つが合体するんだって!」と子どもたちに声をかけ、いったい何になるのか一緒に考えましょう。

初めはルールの理解が難しいかもしれませんので、ホワイトボード等に描いてあった絵を言葉で書きだしてあげるといいかもしれません。

更に紙皿を回し答えを見せる

ある程度子どもたちの答えもまとまってくるでしょう。

そうしたら、紙皿を回し答えを見せてあげましょう。

最初は紙皿を回すことが難しいかもしれません。下の回し方を参考に練習してみてください。

あとはこれを繰り返すだけです。ぜひ子どもたちと楽しんでみてください。

実際に子どもに演じてみて・・・

「文字をくっつける」は簡単だったが、「文字の入れ替え」という面では最初は難しそうにする子どもが多かった。

・紙皿シアターに関しては、回すと変わっていく絵に興味津々で楽しむ姿が見られた。

対象年齢は4・5歳で間違いないと思う。

紙皿の回し方

①切込みの位置を合わせる

まずは、始める前に切込みの位置を揃えておきましょう。

②切込みの両側を持ちます

③後ろの紙を少し前面に持ってくる

④左手は添えたまま後ろの紙皿を時計回りに一回転しよう

                 だんだん見えてきたぞ!!

⑤完成

2枚目から3枚目の移行も同じようにやってみてね。

作品例紹介

 今回実際に僕が作った作品を紹介します。

ここから選んでいただいてもかまいませんし、自分のオリジナルの物を作っても大丈夫です。

演じ方で紹介した「スイカ」以外のものを紹介します。

スイカの時とは違い、すべての文字を使わないパターンもあります。

うまくヒントを出しながら楽しんでみてください。

①パン+だるま=パンダ

パンるま=パンです。

ヒント:「動物だよ」「パンが最初だよ」

②木+風鈴=キリン

+ふうりんリンということです。そろそろ使わない文字も増えてきました。

ボードなどに字を書きだし、考えていきたいですね。

ヒント:「最初は‘‘き‘‘だよ」「首が伸びてきた!!」

③エビフライ+パン=フライパン

エビフライパンフライパン これは想像しやすいかもしれませんね。

ヒント:「料理するときに使うよ」

④ハンガー+おばーちゃん=ハンバーガー

ハンガー+おばーちゃん=ハンバーガー  

かなり難しくなってきましたね。意外と僕のクラスの正解率は高めでした。

ヒント:「ハンガーは2つに分けるよ」「マックに売ってるよ!!」

⑤車掌さん+帽子=消防車

しゃしょうさん+ぼうし=しょうぼうしゃ

もうこれは超難問ですね。子どもの様子に合わせてやってみてください。

クラス内でも「わからない」の嵐でした!!

ヒント:「火事の時に活躍するよ!!」

【紙皿シアターを作る時に使うもの】

 実際に作る前に準備物を確認しましょう。

紙皿

紙皿には様々な種類がありますが、厚手の物や水や油に強いもの等様々なものがあります。

ペンや色鉛筆を弾いてしまうものがあるので注意が必要です。

その中で今回使ったのは上の画像のセリアで買えるものです。

原材料が紙のみのものを使うと描きやすいですよ!!

はさみ

色塗り用に好きな画材(今回はこちらの色鉛筆を使いました)

・ポスカ(広い場所で演じる時はこちらをおすすめします)

黒の油性ペン

【実際に作ってみよう】

 それでは、実際に作り方を見ていきましょう。 

①紙皿に絵を描こう

 紙皿に絵を描きましょう絵を描いていきましょう。

例でいうと「酢の絵」「イカの絵」「スイカの絵」です!!

使う画材は自分が好きなものでかまいません。

②紙皿の中心に向かってはさみで切込みを入れます

しっかりと絵の向きを合わせてからまとめて切りましょう

ここがずれると、紙皿を回したときに後ろの絵が変な方向を向いてしまいます。

僕はなかなか真ん中に向かって切ることが苦手なので、紙皿のサイズに合わせた台紙を使い目安を作って切るようにしました。

違う場所から2回半分に折れば簡単に中心がわかります

真ん中に切込みを入れた台紙

それを紙皿と合わせて切れば失敗することはありません。

台紙と紙皿を合わせハサミで切る

あとは、作りたい作品数に合わせ、紙皿に絵を描き切っていけば完成です。

作業工程も少なくとても簡単ですよね。

紙皿シアターを作ってみて!

 いかがでしたでしょうか。紙皿シアター第2弾の紹介でした。

意外と考えるのが難しく、難度が上がってしまいました。

しかしその分、遊びながら文字に触れるだけではなく、知っている言葉を振り返り、文字を入れ替える等とても高度なことにも触れられる良い教材だと思いました。

ぜひ、みなさんオリジナルのものも楽しんでみてほしいと思います。

また、紙皿シアターは子どもたちも見る機会が少ない為、大人気になること間違いなしです。

ぜひ、今回の記事を参考に子どもたちと一緒に楽しみながら想像力を育みましょう。

今回は4・5歳児向けの内容になりましたが、今後も様々なものを紹介していきますのでまた見にきてくださいね。

他にも手作りのシアター遊びを紹介しているのでぜひ下記からご覧ください!!

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