今回は「ピクニック」という童謡をもとにマグネットシアターを作ってみました。
早速、具体的にどんな人に作ってみて欲しいか紹介していきますね。
・歌に興味を持って欲しいと思っている保育士
・シアターを通し、様々な生き物に興味を持って欲しいと思っている保育士
・朝の会や保育の隙間時間に使える教材を探していた保育士

そんなあなたにピッタリのマグネットシアターになっています。
ピクニックといえば、軽快でアップテンポな曲調の中、様々な動物が登場する元気で愉快な曲です。
そんな曲をただ歌うだけではつまらないですよね。
これをマグネットシアターと組み合わせるとあら不思議・・・
ビックリするくらい子どもたちの食いつきがよくなります。
楽しいシアターを通し歌に興味がわく。
すると、自然と歌が聞こえるようになります。
更に、様々な動物が登場することで動物への興味も広がっていきます。
歌いながら楽しめるシアターなので、ピアノが苦手で朝の会に不安を感じていた保育士や、隙間時間に何をしようか迷っていた保育士にもとてもおすすめの題材です。
作って損することは間違いなくありません。
ぜひ、みなさんも作ってみてくださいね。

【ピクニック】 マグネットシアター 内容
今回は、ピクニックの歌をマグネットシアターにしてみました。
歌詞については、こちらの動画を参考にしています。
しかし、ここで終わらないのが僕です。
今回は、四匹の動物を追加し合わせて8匹の動物が登場する大盛り上がりのマグネットシアターに仕上がっています。
それでは、愉快な歌と、それに合わせて次々に出てくる動物たちをお楽しみください。
【ピクニック】 マグネットシアターの演じ方
次に、「ピクニック」のマグネットシアターの演じ方を見ていきましょう。
実際に、一番と2番を参考に演じ方を紹介していきます。
画像を参考に、歌いながらマグネットを貼ってみてください。
『1番』
♪丘を越え行こうよ 口笛ふきつつ

♪空は澄み 青空 牧場をさして

♪歌おう ほがらに ともに手を取り
ラララ ララ ララ ララ

♪ララ ララ あひるさん ガァガァガァ

♪ララ ララ ララ やぎさんも メーーエ ララ

♪歌声あわせよ 足並みそろえよ
きょうは ゆかいだ
『2番』
♪丘を越え行こうよ 口笛ふきつつ 空は澄み 青空 牧場をさして
歌おう ほがらに ともに手を取り ラララ ララ ララ ララ

・ここでは、新しく貼るマグネットはないので、男の子や音符のマグネットを動かしたり、揺らしたりしながら演じてみてください。
♪ララ ララ いぬくんも ワンワン

♪ララ ララ ララ にわとりさんも コケコッコー ララ

♪歌声あわせよ 足並みそろえよ
きょうは ゆかいだ
これで、原曲の2番までの演じ方は以上となります。
今回オリジナルで作った動物たちにつきましては、青いマーカーを引いた歌詞の部分を変えて、3番4番と続けて歌ってみてください。
後ほど、鳴き声と共に登場する動物を紹介させていただきます。
実際にマグネットシアターを演じてみた子どもたちの反応
子どもたちの全体としての様子としては、食い入るように見る様子が見られたが、ここでは特に多かった様子と改善できる点を紹介していきたいと思います。
・様々な動物を登場させたことで、興味も広がり「○○もやって」「△△ならどうだろう・・・」と、子どもたちのイメージや遊びが広がる様子が見られた。
・歌詞も動物の部分以外は繰り返しの部分が多いこともあり、何度も楽しむうちにすぐに歌詞を覚え、歌に興味を持つ姿が見られるようになった。
・シアターのサイズもコンパクトで、かさばることがない為保管や持ち運びがかなり楽な上、手軽に楽しむことができるのがとてもいい。また、マグネットの数も多すぎることがなく、初心者でも演じやすい題材だと感じた。
・2番以降に、違う動物が出てくる間は新しいマグネットが登場しない為、既存のマグネットを動かしながら演じると良い。
マグネットシアター 登場する動物紹介
それでは、みなさんお待ちかねの動物紹介をやっていきたいと思います。
今回は、1番2番で登場する4種類の他に、もう4種類の動物を作ってみました。
こちらを参考にしていただいてもかまいませんし、自分で組み合わせていくうちに思い付いた作品を作っていただいてもかまいません。
上の演じ方で紹介した青いマーカーの部分に、ここで紹介した歌詞を当て込み、子どもたちと一緒に楽しんでみてください。
先ほど登場した、アヒル、ヤギ、犬、ニワトリについては、絵の参考にしていただくだけということで画像のみ添付しています。


①ウサギ(3番の最初)

♪ ウサギさん ピョンピョン
②うし(3番の後半)

♪ うしさんも モ~
③たぬき(4番の前半)

♪ たぬきさん ポンポン
④ぞう(4番の後半)

♪ ぞうさんも パオ~ン
ここでは、以上の4種類を紹介していきました。
本家の歌と合わせると8匹の動物が登場するとても賑やかなマグネットシアターになりました。
まだまだ、たくさんの動物で演じることができると思いますので、ぜひ皆さんの大好きな動物で演じてみてくださいね。
【ピクニック】マグネットシアターの作り方 簡単解説
それでは、ここからはマグネットシアターを作る為の材料と、詳しい作り方を紹介していきます。
まずは、材料の方から見ていきましょう。
マグネットシアター 材料紹介
・白の画用紙(絵を描けるサイズであれば問題ない)→今回は八つ切りサイズ
・ホワイトボード
・マグネットシート(シールタイプがおすすめ)
・はさみ
・色鉛筆(ペンなどでも可)
・黒の油性ペン
・ラミネーター(ダイソーにあるラミネートシートでも可)
マグネットシアター 作業工程
①絵を描く
まずは、今回シアターで使う絵を画用紙に描いていきます。
また、この時に油性ペンで枠をかいてから色を塗ってください。



・絵は八つ切りの画用紙に描いています。ぜひ、サイズの参考にしていただけたらと思います。
②絵を切りとる
次に、はさみを使い絵を切っていきます。
ここからは、例として一番左の絵を参考に説明します。
残りの絵も同じ作業をしてください。

・切る時は、油性ペンの線を残して切ると絵にメリハリがついて見やすくなります。
③ラミネートをかける
きれいに切り分けたら、次にラミネートにかけていきます。
絵と絵の距離が近くなりすぎないよう、余裕をもって行ってください。

その後は、はさみで切っていきます。
この時も、余裕を持たせて切ることを忘れないでくださいね。

・ラミネートをすると角がとても鋭利になりますので、角を丸めて切ることをおすすめします。
④背面にマグネットシートを貼る
最後に、マグネットシートを貼っていきましょう。

・絵が大きい物については、マグネットの数を調節して安定させてください。
こちらで工程は以上になります。お疲れ様でした。
【ピクニック】のマグネットシアターを作ってみて
いかがでしたでしょうか。
今回は童謡に合わせたマグネットシアターを作ってみました。
①歌に興味を持って欲しい
②様々な生き物に興味を持って欲しい
③朝の会や保育の隙間時間に使える教材
こんな3つの願いを叶えてくれる、とても素敵なシアターになりました。
「ピクニック」の歌は、春から秋と長い間楽しめる歌になっています。
自然と気持ちが高まる軽快なリズムと、どんどん出てくる動物たちが楽しいこの歌を、ぜひマグネットシアターを使い、更に盛り上げていってほしいと思います。
これからも、また違った題材や歌をテーマに様々な教材を作っていくので楽しみにしていてください。
それではまた、次回の記事でお会いしましょう。
他にも、マグネットシアターを作っていますので、良かったら見にきてくださいね。
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