1歳児クラスでできる園庭遊びの紹介です。
1歳児になると、どんどん体力も付き、できることが増えた子どもたちは、外遊びをとても楽しみにしていますよね。

それでも毎日行く園庭です。
「なにしよう・・・」「また同じ遊びだ・・・」と不安を感じている人も多いのではないでしょうか。
そこで、そんな人たちの為に、普段楽しんでいる遊びがより深まる方法を伝えていきます。
遊び方次第で、一つのおもちゃも様々な楽しみ方ができます。
ぜひ、みなさんの園にあるものがありましたら参考にしてみてください。
園庭にあるもの① 【フラフープ】

4・5歳になると「せんせいみて!!」と上手に回す姿が見られます。
だけど1歳児ではまだまだ難しいですよね。
ここであきらめないでください。まだまだこんな遊び方ができますよ。
①トンネル
丸い穴は1歳児が通るのにジャストサイズ。
スズランテープ等で結んであげるとあっという間に長いトンネルのできあがりです。
子どもたちは身をかがめながら「もう一回」と何度も楽しんでいます。
②けんけんぱ
体の使い方が上手になり、片足から両足ジャンプができるようになった子も増えてきました。
カラフルなフラフープを地面に置き、ジャンプを楽しみましょう。
「あかにいく」「ピョン」と、いつの間にかたくさんのカエルが見られるようになりますよ。
色への興味が出てくる時期にもなる為、僕のクラスでは積極的に取り入れています。

③よ~いドン
フラフープに鈴をつけたら思い切り転がします。
「チリンチリン」の音とともに子どもたちも一斉に駆け出します。
なんだかちょっぴりペットの犬みたいですか・・・
1歳児のこの姿はかわいすぎるので何度もやってしまうんですよね・・・

園庭にあるもの② 【縄跳び】
ピョンっと跳ぶだけが縄跳びの遊び方ではありません。
1歳児はこんな遊び方もできます。それでは、他の遊び方も見ていきましょう。
①電車ごっこ
保育者が持ち手を握り、子どもたちに縄をもってもらったら「出発進行!!」
年の後半になってくると、周りの友だちにも興味が出てくるので一緒にやってみてはいかがでしょうか。
楽しみながら友だちとの関わり方が身についていきます。
おまけに「ペースを合わせる」「友だちとの距離感」等様々なことを学ぶことができますよ。

②しっぽ取り
子どもたちが踏まないように保育者のおしりにしっぽ(縄)をつけたら「よーいドン」
子どもたちは夢中で追いかけます。
ジグザグに走る、急ブレーキ、急発進、方向転換等、様々なことが遊びを通して上達していきます。
僕のクラスでは、子どもたちにも大人気の為、スズランテープ等を付けて楽しんでいます。

③お散歩ごっこ
僕の園では園庭用のぬいぐるみがあります。
そのぬいぐるみに縄を付けてあげたらお散歩にレッツゴー!!
見立て遊びが上手になる時期にもなるので、餌をあげてみたり、水を飲ませようと水道に行ってみたりと、たくさんのかわいらしい姿を見ることができます。
1歳児では、なかなか世話をするという経験ができないと思うので、とても貴重な機会だと思っています。

園庭にあるもの③ 【マット】
転がる以外思い浮かばない?まだまだたくさんできますよ!
①相撲
マットを敷き、ガムテープで土俵を作ったら「はっけよいのこった!!」
純粋に相撲をするというより、子どもたちのとの触れ合いの時間を作ることができます。
いつの間にか、1対10人なんていう状況も・・・
ちょっとアクロバットに遊んでみる等、普段と違う関わりを楽しんでみてください。
経験上触れ合う遊びは子どもたちとの仲がとても深まるのでおススメですよ!

②トランポリン
タイヤのを並べ、その上にマットを敷き詰めれば簡単にトランポリンが完成です。
ぴょんぴょん跳んだり、「ゴロゴロ~」っと転がってみたり、様々な遊び方ができますよ。
ちょっぴりぐらぐらするので、バランス感覚や体重移動も養われますよ!!

園庭にあるもの④ 【タイヤ】
①お風呂
タイヤを数個重ね中に入るとドラム缶風呂のようになります。
子どもたち同士で「ごしごし」と体をこすり合う等かわいらしい姿が見られます。
バランスを崩さないようにだけ注意しながらやってみてください。
②的にしてみよう
1歳児はすぐに興味が切り替わります。
ボール遊びもボールだけだとすぐに飽きてしまいますよね。
そんな時にタイヤを使い、輪投げ風にして遊んでみてください。
子どもたちは、目標ができるだけで更に遊びへの意欲が高まります。
【園庭にあるもので遊びを考えてみて】
1歳児でできる園庭遊びの工夫をまとめてみましたがいかがでしたか?
普段何気なく園庭にあるものでも工夫次第でいろいろな遊び方ができます。
少しでも何をしようか困っていた人の参考になったら嬉しいです。
また、他にも「1歳児はこんな遊び方もあるよ」というものを教えていただけたらと思います。
最後までご覧にいただきありがとうございました。
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