廃材で作れる遊びのネタを紹介します。
・廃材をなかなか捨てられない保育士や、保護者の方
・子どもがくいつく遊びのネタを探している幼児担任の方
・他の保育者と同じことはしたくないという保育士の方
こんなあなたの悩みを解決できるような記事となっております。
僕も実際、「何かに使える・・・」となかなか廃材を捨てられない人です。
今回は、ふとラップがなくなり、少し見つめていた時に思い付いたアイディアを紹介します。
保育士として、7年目となり新しい教材やシアターを常日頃から考えています。
そんな僕がおすすめしますので、子どもにウケることは間違いありません。
そして、まだまだやっている保育士はあまり見たことがありませんので、子どもたちも特別感を感じ集中してみてくれますよ。

【巻物シアターの内容】
ラップの芯を使い、幼児さんを対象とした「しりとり遊び」です。
ただの言葉のやり取りだけでは面白くない為、ラップの芯を巻物に見立てクイズ形式で楽しめる内容になっています。
子どもたちも、今か今かと出てくる絵を楽しみにしています。

・朝や帰りの会が始まる前のちょっとした時間
・活動と活動の間の隙間時間に
・ちょっと子どもが落ち着かないな・・・と思ったとき
【巻物シアター 演じ方】
①導入
始め方は、自由です。
僕は、巻物を見せながら「ここにしりとりが大好きな忍者さんがいました・・・」等と、物語調にして始めています。
②実際にしりとりを始めてみましょう!!
少しずつ巻物を伸ばし絵を見せていきます。
絵が少し見えてきたら、「しりとりの‘‘り‘‘から始めます」と子どもたちに問いかけ、‘‘り‘‘から始まる物がなにか当ててもらいます。

だんだん巻物が長くなってきたら、巻いたり折りたたんだりしながら持てる長さに調整してみてください。
※巻物がなくなるまで、少しずつヒントを見せながらしりとりを楽しもう!!
・時間があれば、バンダナや頭巾を頭に巻くと、より一層雰囲気を楽しめる!!
・乳児でも、「何がでてくるかな?」「あっこの絵は何だろう?」とクイズ形式にすると楽しむことができた!!
・繰り返す中で、3歳からでもしりとりのルールを理解することができた!
※他の題材でも、巻物シアターを作っています!
【廃材を使った巻物シアター 作り方紹介】
(準備物)
・サランラップの芯
・透明テープ
・ビニールテープ(好きな色)
・画用紙(好きな色)
・はさみ
・絵を描いたり色を塗ったりする画材
実際に巻物シアターを作ってみよう!
①画用紙を半分に切る
今回は八つ切りの画用紙を半分に切って使っています。

大きいサイズで作りたい人は切らなくてもかまいませんが、最後にラップの芯に付けます。
サイズはよく確認してくださいね!
②色画用紙を切る
色画用紙も①で切ったサイズと同じように切ってください。
これは、巻いたときに巻物が白くならない為のものです。
白のままでよかったら、必要ありません。

③画用紙を貼り合わせる
画用紙を貼り合わせ、横に伸ばします。
この時に使うテープは広げる時に見えてもいいように透明なものにします!!
色画用紙は、左右にくるように貼り合わせます。

今回は、左右に色画用紙がくることをわかりやすくする為に、白の画用紙は2枚にしています。実際は、しりとりに出てくる絵の数だけ貼り合わせてください。
④画用紙に絵を描こう
しりとりに合わせて好きな絵を描いていきます。色も塗ってあげてくださいね。
今回は、一枚の紙につき一つの絵を描いていきました。

リンゴ→ゴリラ→ラッコ

コマ→魔女→ヨーグルト

倒立→角→のり巻き

キリン(終わり)
⑤画用紙と芯をくっつけよう
離れないように両面テープで張り付けましょう。

終わりの絵が描いてある方の色画用紙に芯を張り付けます。(今回はキリン)
⑥ビニールテープを貼る
芯が飛び出ているところがあると思いますので、そこに好きな色のビニールテープを張り付けてあげましょう。

【廃材を使うしりとりを作ってみて!】
いかがでしたでしょうか。
普段ならすぐに捨ててしまうような廃材でも、工夫次第で素晴らしい教材に生まれ変わります。
使うものは廃材ですが、教材としては最先端で子どもたちも大満足の内容になっています。
巻物シアターシリーズはまだまだ作れそうなので、今後も制作していく予定です。
皆さんの参考に少しでもなったら嬉しいです。
最後までご視聴ありがとうございました。
他にも、たくさんの手作り教材を紹介しています!!
しりとり以外にも言葉遊びができるシアターを作っています。
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