「誰の家」と題しまして、紙皿シアターを作ってみました。
・子どもの興味を引ける教材を作りたい
・紙皿シアターに挑戦してみたい
・遊びながら生き物に興味を持ってもらいたい
こんなあなたにおすすめしたい内容となっています。

今回の内容は、とてもシンプルでわかりやすく、子どもたちが大好きな動物や乗り物がたくさん出てくるため、興味を引けること間違いありません。
「まだやったことない・・・」と、初めて紙皿シアターに挑戦するあなたにとっても安心して演じることができる題材です。
くるっと回ると絵がかわる仕掛けに、僕のクラスの子どもたちも興味津々で見入る姿があります。
演じ方や、作り方等も画像付きで紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
【紙皿シアター 内容】
今回は、クイズ形式で子どもたちと楽しめる内容にしてみました。
一枚目の紙には、なにか特徴のある家が出てきました・・・
その特徴と、保育者からの鳴き声や動きのマネ等のヒントをもとに、誰の家なのか当ててもらう紙皿シアターになっています。
くるっと紙を回すとかわいい動物や、かっこいい乗り物までどんどん飛び出してきますよ。

【紙皿シアター 演じ方】
今回は、紙皿2枚でワンセットになります。
2枚を重ね上に家の絵、下にその家に住む動物等を置いたら準備完了です。
ここでは、最初に出てくる「猫」を例に演じ方を紹介していきます。
①家の絵が描いてある紙皿を見せる
「こんなところに見たことない家があるね!」等と始めてみるといいかもしれません。

②鳴き声や特徴をヒントとして伝える
今回は猫を例にしているので、「ニャーニャー」と鳴くマネや、「シャー」と威嚇をするマネをして、子どもたちにヒントを与えていきます。
③紙皿を回し答えを見せる

ある程度子どもたちの答えもまとまってくるでしょう。
そうしたら「ネコさーん」と子どもたちと呼びながら紙皿を回し、答えを見せてあげましょう。
最初は紙皿を回すことが難しいかもしれません。下の回し方を参考に練習してみてください。
・ルールも簡単で、1歳児クラスからもルールを理解し楽しむ姿が見られた。
・紙皿シアター自体に見慣れないこともあり、新鮮さを感じ集中して見入る姿が見られた。
・誕生日会等の出し物として使ってみても面白いかもしれない・・・
【紙皿の回し方】
①切込みの位置を合わせる
まずは、始める前に切込みの位置を揃えておきましょう。

②切込みの両側を持ちます

③後ろの紙を徐々に前面に持ってくる

④左手は添えたまま後ろの紙皿を時計回りに一回転する


⑤完成

「誰の家」 クイズ内容 前編
ここでは、今回実際に僕が作った作品を紹介します。
鳴きまねや、特徴も書いておきますので、自分が気に入ったものを作ってみてください。
例で紹介したネコは省いています。
①サル
鳴き声:ウキッウキッ
特徴:バナナを食べるマネ

②ぞう
鳴き声:ぱお~んぱお~ん
特徴:腕を鼻に見立てる、耳が大きいとジェスチャー

③ネズミ
鳴き声:ちゅ~ちゅ~
特徴:鼻の横に三本指で髭をつくる、前歯を出す

④うさぎ
鳴き声:ぴょんぴょん? (許してください!!)
特徴:手を頭の上に持っていき耳

⑤ワニ
鳴き声:ガブガブ
特徴:手を口の前で伸ばし上下させる(ワニの長い口を表現)

「誰の家」クイズ内容 後編
⑥パトカー
鳴き声:ウーウーウー
特徴:車を運転するマネ、頭の上で手をひらひらさせサイレンのマネ

⑦汽車
鳴き声:ポッポ~ポッポ~
特徴:手を腰の横で前後させ車輪のマネ、モクモクと煙を出すマネ

⑧おばけ
鳴き声:ドロドロドロ
特徴:手を顔の下に持っていき驚かすマネ

⑨赤ちゃん
鳴き声:え~んえ~ん
特徴:ミルクを飲むマネ、抱っこしてと手を伸ばすマネ

紙皿シアター「誰の家」作り方
それでは、ここからは実際に紙皿シアターを作ってみましょう。
【準備物を確認しよう!】
・紙皿(今回はセリアの物を使用)
・はさみ
・黒い油性マジック
・色を塗る為の画材(今回はこちらを使いました)
→ポスカ(子どもとの距離が遠い場所で演じる場合はこちらをおすすめします!)
【作業工程】
次に、作り方の手順を確認していきます。
①紙皿に絵を描こう
紙皿に家と、その家から出てくる動物等を描いていきましょう。
使う画材は自分が好きなものでかまいません。

紙皿には様々な種類がありますが、厚手の物や水や油に強いもの等様々なものがあります。
ペンや色鉛筆を弾いてしまうものがあるので注意が必要です。
その中で今回使ったのは下の画像のセリアで買えるものです。
セリア以外なら、原材料が紙のみのものが良いです。
②紙皿の中心に向かってはさみで切込みを入れます
しっかりと絵の向きを合わせてからまとめて切りましょう。
ここがずれていると、紙皿を回したときに絵がずれてしまいます。
僕はなかなか真ん中に向かって切ることが苦手なので、紙皿の同じサイズの台紙を作り、目安を作って切るようにしました。
違う場所から2回半分に折れば簡単に中心がわかります。

それを紙皿と合わせて切れば失敗することはありません。

紙皿シアターを作ってみて
いかがでしたでしょうか。
大変画像も多く、長くなってしまった部分もありましたが、紙皿の回し方や作り方のコツをつかんでしまえば、様々な題材で作ることができます。
何度も言いますが、紙皿シアターは子どもたちに大人気の教材です!
是非この機会に皆さんに作って欲しいと思います。
今後も、様々なものを紹介していきますのでまた見にきてくださいね。
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