今回は、【冬のクイズ】と題しまして、クイズ形式のスケッチブックシアターを作ってみました。
・冬に楽しめる保育教材を探している保育士
・子どもの想像力を養えるような教材を作りたい保育士
・誕生会で使える題材を探していた保育士
こんなあなたにピッタリの記事になります。
【冬のクイズ】は、その名の通り冬に子どもたちと楽しめる内容になっています。
寒い日に、戸外ではく息が白くなったことに気付いた子どもたちを見て思い付いた作品です。
また、全体の流れとして白い息がどんな形に見えるか・・・というクイズを繰り返していく為、想像力を育みながら冬の風物詩に触れることができます。
さらに、サイズを大きくすれば誕生会でも大活躍する内容になっています。
一度作ってしまえば、今後の保育士人生がより豊かになること間違いありません。
ぜひ、この記事を参考にして作っていただけたら嬉しいです。
それでは、まず内容と演じ方から見ていきましょう。
【冬のクイズ】 内容と演じ方 前半
それでは、実際にシアターの演じ方を見ていきましょう。
特に、登場人物はおらず男の子と女の子の掛け合いで話が進んでいきます。
ここでは、た→たけるくん か→かなちゃんとして演じていきます。
このシアターは、ページをめくるのではなく上にかぶせながら演じていくので注意してください。
(1ページ目)

た: かなちゃん!やっほー! 今日はクリスマスだね!
か: たけるくんおはよう! こんなに寒くてサンタさんきてくれるかな・・・
た: サンタさんは寒いところで暮らしているから きっと大丈夫だよ!
それよりさ 寒いと息が白くなって面白いね!
(いちご)

か: 本当だね! あれ? たけしくんの息・・・何かの形に似ているような・・・ なんだと思う?
(子どもたちと考える)

正解は~! イチゴでした! イチゴは冬においしいもんね!
次は、私が「ふ~」ってやってみるね!
(雪だるま)

た: だんだんモクモクしてきたぞ・・・ この形はいったいなんだろう?
(子どもたちと考える)

正解は~! 雪だるまでした! 丸が2つですごくわかりやすかったかな?
今度は僕が 何か作ってみるね!
【冬のクイズ】 中盤
(丸まったネコ)

か: 今度は難しいな・・・これがしっぽだと思うんだけど・・・
(子どもたちと考える)

やっぱり ネコだった! これが顔で、寒かったから丸まっていたんだね!
次は温かいものを作ってみるね!
(こたつの上のミカン)

た: 温かいものって何だろう? このてっぺんにある丸いものがヒントかな~?
(子どもたちと考える)

なんだ~ こたつとミカンだったのか! 温まりながら食べるミカンは最高だよね!
これも難しかったけど もっと難しい物も作ってみるね!
(おでん)

か: 丸に三角に四角・・・たぶん食べ物だと思うんだけど・・・
(子どもたちと考える)

おでんか~! 私は卵が一番大好きなんだ!
私も、次は暖かい物でも作ってみようかしら!
(おもち)

た: 温かいものか~ それにしてもこれだけ伸びるものって何だろう?
(子どもたちと考える)

伸びるもの! つまりお餅か! 喉につまらないようによく噛んで食べなきゃね!
よしそれじゃ~ 今度は二人でもっと大きな物を作ってみようよ!
【冬のクイズ】 後半
(サンタクロースとトナカイ)

た: 2人の息が合体するから、なんだか大きくなりそうだね!
か: あっ! だんだん形ができてきたよ? いったい何に見えるかな?

け: もしかして これはサンタクロースとトナカイじゃない?
か: そうだ! 間違いない!
け: あれ? そういえば今日ってクリスマスの日だったよね!
か: そうだ忘れてた・・・ 早く帰ってサンタさんがきてくれる準備をしないと!
け: そうしよう! それじゃ~気を付けて帰ってね!
fin
【冬のクイズ】 スケッチブックシアターを演じてみて!
それでは、実際に子どもたちにスケッチブックシアターを演じてみた感想を紹介します。
クイズを楽しみながら、冬にちなんだ風物詩に触れることができ、季節の楽しさを感じることができた!
スケッチブックのサイズを変更することで、誕生会や大人数での保育でも使える内容だった!
形を見て何に見えるか想像するクイズの為、乳児クラスだと少し難しいかもしれないが、反面幼児クラスには丁度いい難易度のシアターになった!
シアター自体のページの入れ替えなども簡単で、初心者でもすぐに演じることができる!
このように、たくさんのメリットだらけの教材になっています。
ぜひ皆さんも作ってほしいと思います。
ではここから実際に作り方を紹介していきたいと思います。
スケッチブックシアター 準備物
・スケッチブックシアター(A4サイズ)
・定規
・はさみ
・自分が好きな色塗り用の画材
・下書き用の鉛筆、黒のマジックペン
スケッチブックシアターを作ってみよう!
①(1ページ目に表紙を描く)

②(2ページ目は白紙)

・後ろの絵が透けてしまう為、2ページ目は何も描きません!
③(3ページ目)

※下から8.5センチ分切り落としてください!
④(4~11ページ目)

・下から8.5センチ分切り落とし、横は半分(14.8センチ)で切込みを入れます!
⑤(それぞれのページに絵を描く)
ここでは、上記で紹介できなかった3~11ページ目を紹介していきます。









黒い油性ペンで下書きをなぞる時は、下に新聞紙や不要な画用紙を敷いて書くことを勧めます。
【冬のクイズ】 スケッチブックシアターを作ってみて
いかがでしたでしょうか。
今回は「冬のクイズ」と題したスケッチブックシアターを作ってみました。
・冬に楽しめる保育教材を探している!
・想像力を育める保育教材を作りたい!
・誕生会の題材を探していた
こんな人たちに向けた素敵なシアターとなっております。
ただ楽しいだけではなく、冬の風物詩に触れたり、誕生会用等にアレンジできたりと、とても充実した内容に仕上がりました。
演じ方も、とてもシンプルで子どもたちとの会話を楽しみながら、簡単に演じることができます。
今まで、難しそうだなと苦手意識があった方にも、必ず楽しんでいただけると思います。
必ず「作ってよかった」と思ってもらえるので、参考にしていただけたら嬉しいです。
では、また次の記事でお会いしましょう。
他にも様々なスケッチブックシアターを紹介しています!
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